"Deep Rock Galactic"は、ドワーフ達を操作するPvEのFPSゲームです。
ランダム生成される洞窟に潜り、邪魔をしてくる敵性生物やライバル社の妨害を退けながら、資源を採掘して帰還するのが主な目的です。
洞窟は3Dでランダム生成され、立体的な構造になっています。そしてそれらの壁はほぼ全て破壊することが可能なのがこのゲームの一番の特徴だと思います。
洞窟に潜る際は、ドリラー、エンジニア、ガンナー、スカウトの4つのクラスから選択します。クラスによって使える武器、サポートツール、爆薬が異なります。
このゲームはクラスによってできること・できないことが大きく分かれるので、基本的には4人プレイで4人全員がばらばらのクラスに分かれ、役割分担するのが基本とされています。ソロだと優秀なドローンがサポートしてくれますので、通常難易度ならソロでも問題なくプレイできるとは思います。
武器はプライマリウェポンとセカンダリウェポンの2つがあり、さらにそれらにカスタマイズも施すことができます。
エンドコンテンツにはなりますが"オーバークロック"という特殊な改造も含めると、武器のカスタマイズ幅の広さもこのゲームの特徴と言えるでしょう。
クラス紹介
選べる4つのクラスを紹介します。
武器に関しては、未プレイの人にも分かるよう一般名称で記載しています。
評価は私個人的の主観的評価で、シーズン2の物になります。シーズン変更でバランス修正される可能性もありますので、あくまでも参考程度でお願いします。
ドリラー
サポートツール:ドリル
初期メイン武器:火炎放射器
初期サブ武器 :ピストル
その他 :起爆式爆弾
◆採掘力:★★★★
◆戦闘力:★★★★
ドリラーはその名の通り、ドリルであらゆる壁を掘削するクラスです。壁を掘って高所の資源を採取して良し、壁を掘って高い所から低所に降りて良し。その掘削力でダンジョン内を自在に移動することができ、このゲームを最も象徴するクラスと言っていいでしょう。
初期メイン武器は火炎放射器。強力な燃焼ダメージで広範囲の敵を焼くのを得意とします。残り火で燃焼のスリップダメージを与えることも可能で、火力・範囲・スリップダメージと非常に優秀です。
サブウェポンはピストル。いささか威力には欠けますが、火炎放射器が不得手とする単体を処理するには便利です。
総合的に見ると、採掘力と戦闘力どちらにも優れた非常に扱いやすいクラスとなっています。ソロでクラス選びに困ったらとりあえずこのクラスを選ぶと良いと思います。
エンジニア
サポートツール:プラットフォームガン
初期メイン武器:ショットガン
初期サブ武器 :グレネードランチャー
その他 :セントリーガン
◆採掘力:★★★
◆戦闘力:★★★
エンジニアは即席の足場を作ることができるプラットフォームガンが特徴です。どこにでも足場を作ることができるため、足場を作って高所に上ったり、天井の鉱石を取ったりするときに便利です。特に後述する"スカウト"との組み合わせは相性が良く、高所に足場を作りそこにスカウトがグラップリングフックで移動することにより、迅速に採掘を行うことができます。
初期メイン武器はショットガンで近距離向け、初期サブ武器はグレネードランチャーで少し離れた集団向けです。さらにセントリーガンも設置することができ、総じて迎撃能力の高いクラスになっています。
ただ、シーズン2の現在ではそのどれもが火力面に物足りなさを感じてしまい、火力を上げるカスタマイズをすると弾切れしやすくなってしまいます。プラットフォームガンも仲間にスカウトがいないともてあます感じになってしまい、総じて扱いが難しいクラスかなという感想になってしまいます。
ガンナー
サポートツール:ジップライン
初期メイン武器:ガトリング
初期サブ武器 :リボルバー
その他 :シールドジェネレーター
◆採掘力:★★★
◆戦闘力:★★★★★
ガンナーはその名の通り銃を撃つクラス、つまり戦闘に特化したクラスです。戦闘力は4つのクラスの中では最も高くなっています。
初期メイン武器のガトリングは集団戦に強く、初期サブ武器のリボルバーは威力が高い単体向け武器です。また、シールドジェネレーターを展開すると、仲間のシールドをより早く回復できるようになる上に、シールドは敵自身も敵の攻撃もほぼ遮断します。シールドを回復したり、乱戦で仲間を蘇生したり、非常に便利です。
サポートツールはジップラインの設置で、高低差のある地形などを容易に移動することができます。ジップライン使用中も武器やツールの使用ができますので、高所での採掘や戦闘も可能です。このゲームは目的を達成したら終わりではなく「帰り」もあるので、帰り道の確保などにも便利でしょう。
総じてガンナーは戦闘特化のクラスです。ジップラインは強力ですが、弾数が多くないため使いどころは考える必要があります。
スカウト
サポートツール:グラップリングフック
初期メイン武器:アサルトライフル
初期サブ武器 :ソードオフショットガン
その他 :フレアガン
◆採掘力:★★★★★
◆戦闘力:★★★
スカウトは探索特化のクラスです。グラップリングフックでダンジョン内を自由に飛び回ることができるのが一番の特徴です。また、フレアガンで広範囲を照らすことにより、敵や鉱石を発見しやすくなるようサポートすることができます。
機動力が高くあちこち飛び回れる反面、戦闘力は全クラス最低です。初期メイン武器のアサルトライフルは威力不足が顕著で、初期サブ武器のショットガンは威力こそ高い物の装填数が少なくなっています。中難易度くらいまではなんとかなりますが、高難易度になると火力不足が辛いので、戦闘はガンナーなどに任せて採掘をするなり、状態異常をばらまく役に徹するなどが良いでしょう。
ミッション紹介
ミッションにはいろいろなタイプがあります。ミッションの詳しい手順などはゲーム内の図鑑で確認することができますが、ここでは代表的な物をいくつか紹介したいと思います。
モーカイト採掘
"モーカイト"という名前の暗緑色の鉱石を採掘するミッションです。シンプルな内容にしてこのゲームの基本となるミッションです。
このミッションはそのシンプルさゆえに洞窟が深くなりがちで、回収後の脱出ポッドまでの道のりが一番強敵まであります。潜る際は、帰りのことも考えながら進んで行く必要があります。
液体モーカイトの精錬
マップ内に3か所、液体モーカイトの鉱泉があり、その3つの鉱泉を現地にある巨大な精錬装置とパイプラインで接続します。接続すると汲み上げ・精錬が開始します。破損するパイプラインを修復しつつ、精錬が完了するまで防衛しきればミッション完了です。
パイプライン接続・防衛・修復とすることが多く、なかなか大変なミッションです。
ドレッドノートの撃破
ドレッドノートというボスを撃破して帰還するミッションです。ドレッドノートはマップ内に卵の形で存在しており、その卵を破壊すると出現します。
出現するドレッドノートは3種の中からランダムです。
ドリルドーザー
ドリルドーザーという巨大ドリルを守り切るのがミッションです。ドリルドーザーはマップ内のどこかにある"オモラン"という鉱石まで進んで行き、到着すると"オモラン"の採掘(正確にはコアの抽出)を開始します。その間、敵が頻繁に襲ってくるので、ひたすらドーザーを防衛します。
道中で1~2度燃料が切れるので、道中にあるオイルシェールで燃料タンクを満たし、進んで行く必要があります。
ドローン
ソロでプレイ時に限り、"ボスコ"という名のドローンが付随してサポートしてくれます。
ボスコは非常に優秀で、戦闘、採掘、照明と様々な手伝いをしてくれます。ある程度の指示もすることができます。特に採掘が優秀で、ボスコ自体が浮遊していることもあり高所の資源を簡単に採取することができます。
基本的にはマルチプレイで役割分担をするゲームですが、ボスコが優秀なこともあって、ソロでもある程度は問題なくプレイできる設計になっています。
ソロプレイ中に他プレイヤーが参戦してソロでなくなった場合、ボスコはすぐに爆散します。逆に、マルチプレイ中にソロになった場合、どこからともなくボスコが登場します。