【攻略】Valheim 杖と魔法の使い方

 Valheimでは、新しく"魔法"というシステムが2022年12月06日にVer0.212.7:"霧の地(Mistlands)"に実装されました。
 "魔法"を使うにはいくつかの準備が必要です。

魔法の使い方

 魔法を使うには2つの物が必要です。
 使用魔法に対応する"杖"と、"エイトル"という他のゲームでいうMPみたいな物です。

 杖は"ガルドルのテーブル"にて作成します。
 使いたい魔法に対応した杖を作って持つ必要があります。
 "ガルドルのテーブル"も各種杖も"霧の地(Mistlands)"の素材を使いますので、これらを手に入れるには"霧の地"をある程度攻略する必要があります。

 "エイトル"は、他のゲームのMPみたいなものであり、杖を振る(魔法を使う)のに必要です。
 "エイトル"は初期状態では0であり、"エイトル"が上昇する料理を食べた場合のみ最大値が上昇します。最大値が0でない状態なら、"エイトル"は"スタミナ"のように自然回復します。

 "エイトル"は"スタミナ"などとは競合しない独立したステータスですので、
「"エイトル"を使って魔法攻撃をする」→「"エイトル"が切れたら"スタミナを使って攻撃をする」→「"スタミナ"が切れそうになる頃には"エイトル"も回復しきっているので、杖に持ち替えて攻撃をする」
という魔法戦士スタイルがベストなのかなと思います。

魔法の種類

 "霧の地(Mistlands)"現在では、杖は4種実装されています。
 攻撃魔法の"霜の杖"と"残り火の杖"、バリアを張る"守護の杖"、スケルトンを召喚して戦わせる"死体起こしの杖"の4種です。

 なお、記載している数字は装備レベル2の物です。

"霜の杖"

消費エイトル:5
<ダメージ> 凍結:32

 威力の低い小さな氷弾を飛ばす魔法です。威力は低いですが連射ができ、手数で押す魔法です。
 精度はあまり良くないため、遠くを狙撃するには向きません。
 銃で例えるとサブマシンガンのような魔法です。

 "エイトル"の消費が軽いため、魔法をサブウェポンとして使いたい人向けの魔法です。
 連射がきくため、意外とDPSは高いです。

霜の杖は小さい氷弾を飛ばす魔法です。威力は低いですが連射性能が高いです
"霜の杖"は小さい氷弾を飛ばす魔法です。威力は低いですが連射性能が高いです

"残り火の杖"

消費エイトル:35
<ダメージ> 叩き:120、火:126

 爆発する火球を投射する魔法です。小範囲の攻撃であり、さらに当たった相手を燃えている状態にしてスリップダメージも与えます。
 緩やかな放物線を描いて飛んでいくので、遠くを攻撃するのにはそれほど向きませんが、着弾時の爆発も含めれば遠くの敵もある程度は狙うことができます。

 "エイトル"さえあれば連射もできるので、"エイトル"料理を2つ食べている状態のメイン火力として役立ってくれます。
 範囲攻撃なので、ダンジョン等の閉所でも活躍してくれます。
 後は、筆者は"野兎"狩りに重宝しています。出の早い範囲攻撃なので、雑に撃ちまくっても逃げている"野兎"も倒してくれます。

残り火の杖は火球を投射する魔法です。投射した火球は着弾すると爆発し、小範囲にダメージと燃えている状態を与えます
"残り火の杖"は火球を投射する魔法です。投射した火球は着弾すると爆発し、小範囲にダメージと燃えている状態を与えます

"守護の杖"

消費エイトル:60
消費体力:現在体力の40.0%

 自分と周囲の味方に魔法バリアを張ります。
 バリアは一定量のダメージを吸収してくれます。一定量のダメージを受けるか180秒経過で効果が終了します。

 バリア量はそこそこありますが、発動にかなりの体力を消費しますので、使うタイミングには注意が必要です。
 対象が自分を中心の小範囲ですので、マルチプレイでのフレンドや、後述する"死体起こしの杖"で呼び出したスケルトンにも影響があります。
 フレンドと一緒にプレイしていて魔法メインで戦いたい人や、"死体起こしの杖"でスケルトンにがんばって欲しい人などには良い魔法です。

守護の杖は自身と周囲の味方に魔法バリアを張ります。バリアは一定量のダメージを吸収してくれます
"守護の杖"は自身と周囲の味方に魔法バリアを張ります。バリアは一定量のダメージを吸収してくれます

"死体起こしの杖"

消費エイトル:100
消費体力:現在体力の40.0%

 "スケルトン"を1体召喚し、使役します。"スケルトン"は術者を追従し、術者が攻撃した対象を一緒に攻撃します。
 "スケルトン"は最大2体まで同時に召喚でき、3体目を呼び出した場合は古い方から崩壊します。
 召喚される"スケルトン"はエネミーの時と同じで武装がランダムです。剣/剣と(木or銅)盾/弓の4種います。
 "スケルトン"は"屠殺用ナイフ"で倒すこともできますので、特定の"スケルトン"を厳選したい場合は、不要な方を"屠殺用ナイフ"で倒すと良いかと思います。

 召喚した"スケルトン"は、AIが普通の野良"スケルトン"とほぼ同じ程度なので、賢いとは言えません。ですので、

・使い捨ての肉壁として使い、後ろから魔法や遠距離攻撃をする。壊されるの前提で使いつぶす。
・"守護の杖"で"スケルトン"を守り、"スケルトン"にも火力を出してもらう。
・弓"スケルトン"2体を厳選し、自身が前で近接で戦う。
・農作業や建築をしているときに、定期的にやってくる邪魔な雑魚を倒してもらう

といった使い方があるかなと思います。

 注意点として、

・ダンジョン内等の閉所で召喚すると、"スケルトン"が邪魔で通りにくくなる場合がよくある
・ポータルで移動すると消滅する
・"霧の地"のような高低差の激しいところを移動してると、"スケルトン"が付いて来れず行方不明になる

などがあります。

死体起こしの杖は、スケルトンを最大2体召喚し、戦わせる魔法です。
"死体起こしの杖"は、"スケルトン"を1体召喚し、最大2体まで戦わせる魔法です。

"エイトル"の上昇する料理

メイジキャップ:25
キノコ詰め:75
ユグドラシル粥:80
シーカーのアスピック:85

 "エイトル"が上昇する料理は現在3種("メイジキャップ"は料理ではないため)実装されています。
 3種とも食材の入手難易度は優しめなため、量産するのはそこまで難しくないと思います。特に"シーカーのアスピック"は性能のわりに材料が入手しやすく、さらに1度で2個できるので、1種食べるならとりあえずコレと言った感じです。
 "メイジキャップ"は"霧の地"で採取できる他、農地で栽培することが可能です。栽培する場合は"霧の地"内に畑を作る必要があります。

 "エイトル"の上昇する料理で一番悩むのは、「いくつ食べるか」かなと思います。
 "エイトル"の上昇する料理は、"体力"や"スタミナ"の上昇量が高くないです。そのため、"エイトル"料理を2つ食べると、どうしても"体力"や"スタミナ"がかなり低くなってしまいます。
 "体力"も"スタミナ"も重要なゲームですので、どこまで下がるのを許容できるかを考える必要があります。

"エイトル"の回復

"エイトル織りのローブ":回復速度+40%
"エイトル織りのズボン":回復速度+40%
"エイトル織りのフード":回復速度+20%

見捨てられし者バフ"クイーン":回復速度+100%(+採掘速度アップ)

"エイトル蜂蜜酒":高速回復125

 "エイトル織り"装備は、"エイトル"の回復速度を上昇させてくれます。
 ただ、防御力は"甲皮"シリーズなどと比較するとだいぶ下がってしまいます。
 それでなくても"エイトル"料理で体力は従来より下がっていますので、さらに防御力を下げるのはかなり危険を伴います。
 スキルレベル上げ以外ではなかなか運用が難しいかなと思います。装備できても1カ所が限界かなという感じがします。今後、装備Lvが4まで上げれるようになれば、また話が変わってくるかもしれません。

 "エイトル"回復速度は、見捨てられし者"クイーン"のバフでも上昇させることができます。
 "クイーン"は"霧の地"のボスですので、入手は"霧の地"のクリアと同義です。
 こちらも"大骨"のバフが強すぎてなかなか手放せないので、悩みどころです。

 "エイトル蜂蜜酒"は"エイトル"を即座に回復することができますが、他のポーション類同様クールタイムがありますので、がぶ飲みすることはできません。
 制作素材自体は軽いので、重量に余裕があるなら持ち歩いてみるのもいいかもしれません。

スキル"属性ダメージ"と"血の魔術"

 魔法用には2つのスキルが追加されています。
 "属性ダメージ"と"血の魔術"の2つです。

 "属性ダメージ"は"霜の杖"と"残り火の杖"に影響し、与えるダメージの上昇と消費"エイトル"の軽減をしてくれます。
 スキルレベル100で、消費"エイトル"は2/3(小数点も計算)になります。
 敵に属性ダメージを与えるとスキルレベルが上昇します。

 "血の魔術"は"守護の杖"と"死体起こしの杖"に影響し、与えるダメージの上昇と、消費"エイトル"と消費"体力"を軽減してくれます。
 スキルレベル100で、消費"エイトル"は2/3になり、消費"体力"は3/4になります。
 "守護の杖"でダメージを軽減したり、"死体起こしの杖"の"スケルトン"が相手にダメージを与えるとスキルレベルが上昇します。