【解説】Gunfire Reborn 紫梟の使い方(DLC第2弾:神策巧匠)

 今回は、『Gunfire Reborn』のDCLキャラの1人"紫梟"の使い方について解説したいと思います。
 "紫梟"は有料DLC『Gunfire Reborn 神策巧匠』で追加されたキャラクターですので、DLC『Gunfire Reborn 神策巧匠』を購入していないと使用できません。

 "紫梟"はキャラ解説を読んでも何やら小難しいことが書いてあり、よく分からない・難しそうという感じが先行してしまいます。
 ただ実際にプレイしてみると難しいことはなく、考えることも少ない(というか考えても仕方がない)部分が多いです。
 今回は、"紫梟"をプレイしてみたいけどよく分からない、という方向けにかみ砕いて"紫梟"というキャラを解説したいと思います。

DLC『Gunfire Reborn 神策巧匠』で追加されたキャラクター紫梟。説明文を読むと何やら小難しいことが書いてありますが、実際に触ってみるととても簡単です。
DLC『Gunfire Reborn 神策巧匠』で追加されたキャラクター"紫梟"。説明文を読むと何やら小難しいことが書いてありますが、実際に触ってみるととても簡単です。

"紫梟"のUI

 まずは"紫梟"のUIを簡潔に説明していきたいと思います。

 早速"紫梟"でゲームを開始すると、画面下部にいくつか専用UIがあるのが分かります。
 他キャラにもあるメインスキルゲージの下に、横長のゲージと■が3つあります。意味深ですが、実は「全く気にする必要はない」です。
 というのも、ここは運要素が極めて強く、見ても仕方がないのです。気にするのは、他キャラ同様のメインスキルのリキャストゲージだけで十分です。

紫梟にはメインスキルゲージの下に、独自のゲージと■があります。
"紫梟"にはメインスキルゲージの下に、独自のゲージと■があります。

1.メインスキルゲージ

 他キャラにもある見慣れたメインスキルゲージです。
 メインスキルの残り使用回数とリキャストが表示されます。

2.インジケーター

 メインスキルゲージの下に表示されている横長のゲージです。
 これは、今"スターフォール"(メインスキル)を使用すると、どのタイプの攻撃("陣")が発動しやすいかの確率を視覚的に表しているだけです。
 ただの確率の目安ゲージですので、注意して見る必要はありません。

 "スターフォール"は4種類の"陣"(攻撃タイプのこと)があります。"欠陥"、"通常"、"レア"、"伝説"の4種で、レア度が高いほど強力な攻撃になります。
 どの"陣"が発動しやすいかは持っているスクロールのレア度が関係しているため、ここで考えてもどうしようもないです。
 多少は意図的に操作できなくはないですが、そんなことよりは"陣"の種類は気にせず、ガンガン使って行った方が総合的には良いでしょう。

ゲーム開始時の星相の抽選率はSSの通りです。ですので、スターフォールを使用した際に、通常の陣が発動する確率は60%*60%*60%で21.6%、レアの陣が発動する確率は36%*36%*36%で0.47%、伝説の陣が発動する確率は0.006%、欠陥の陣が残りの約78%となります。その確率が一目で分かりやすいようにインジケーターに表示されています。
ゲーム開始時の星相の抽選率はSSの通りです。ですので、"スターフォール"を使用した際に、"通常の陣"が発動する確率は60%*60%*60%で21.6%、"レアの陣"が発動する確率は36%*36%*36%で0.47%、"伝説の陣"が発動する確率は0.006%、"欠陥の陣"が残りの約78%となります。その確率が一目で分かりやすいようにインジケーターに表示されています。

3.星相

 インジケーターの下にある■です。
 "占星"(サブスキル)を使用すると1つ埋まります。この埋まっている"星相"の種類で、次に使用する"スターフォール"のタイプが決まるのです。
 ですが、こちらも深く気にする必要はありません。深く気にせず"スターフォール"や"占星"はどんどん使っていって大丈夫です。

占星を2回使用して星相を2個獲得した状態。今回はレアの星相を2個獲得。この状態でスターフォールを使用すると、3個目にレアの星相を引いてレアの陣が発動する確率は36%、レアの星相以外を引いて欠陥の陣が発動する確率が64%となります。インジケーターがそれを視覚的に分かりやすく表示しています。。
"占星"を2回使用して"星相"を2個獲得した状態。今回は"レアの星相"を2個獲得。この状態で"スターフォール"を使用すると、3個目に"レアの星相"を引いて"レアの陣"が発動する確率は36%、"レアの星相"以外を引いて"欠陥の陣"が発動する確率が64%となります。インジケーターもそれくらいの数字を示しています。

"紫梟"の基本的な能力・スキル・タレント

 UIの説明をしたところで、改めて"紫梟"の基本的な能力・スキル・タレントについて少し具体的に解説していきます。

 『Gunfire Reborn』には様々なタイプのキャラクターがいますが、"紫梟"はスキルをメインで戦うスキルアタッカーだと言われています。
 銃の火力を上げる"アセンション"が少な目で、メインスキル"スターフォール"やサブスキル"占星"を強化して火力を出していくキャラクターではあります。
 実際その通りではありますが、筆者はこのキャラクターは"スキル型"に加えて"スクロール型"とも言えるタイプを持っていると思っています。

 "紫梟"は多少の制限はあるもののスクロールをランダムな別の物と交換することができる専属タレントを所持しています。そのため、強力なスクロールを入手する機会が多く、またスクロール同士でコンボも組みやすい傾向にあります。
 スキルの火力を"アセンション"で上げていくのはどのキャラでも共通ですが、"紫梟"はそこからさらにスクロールでダメージを伸ばしやすいのが最大の強みと言えるでしょう。

代表的なスクロールコンボ、呪いのスクロールを持つほど強くなる悪食と呪いのスクロールの効果を打ち消す悪を消すお守り。こういったスクロールコンボも狙いやすくなります。
代表的なスクロールコンボ、呪いのスクロールを持つほど強くなる"悪食"と呪いのスクロールの効果を打ち消す"悪を消すお守り"。シンプルにして"霊気接続"や"禍福倚伏"に繋がる極悪コンボ。こういったスクロールコンボも狙いやすくなります。
アセンションを2個同時に3回取れるという強力な効果を持つ代わりに、選択肢が2個になってしまうスクロール人生万事塞翁が馬。本来は捨てられないスクロールですが、交換は可能なので、3回使い切ったら交換してデメリットを踏み倒すことも可能です。
アセンションを2個同時に3回取れるという強力な効果を持つ代わりに、選択肢が2個になってしまうスクロール"人生万事塞翁が馬"。本来は捨てられないスクロールですが、交換は可能なので、3回使い切ったら交換してデメリットを踏み倒すことも可能です。

スターフォール(メインスキル)

 "スターフォール"を使用すると、対象の足元もしくは地面に"陣"(範囲攻撃)が発生します。
 この"陣"には、"欠陥"、"通常"、"レア"、"伝説"の4種類があります。後者ほど強力な範囲攻撃になります。

 どの"陣"が発生するかは、"星相"にどの種類が配置されているかで決まります。
 "星相"が全て一致したときに"スターフォール"を使用するとその陣が発動します。("星相"がレアで揃っていればレアの"スターフォール"が発動)
 1つでも違う"星相"が混じっていると、欠陥の"スターフォール"が発動します。欠陥の"スターフォール"はつまりハズレですね。

 何も埋まっていない空欄は、"スターフォール"使用時に自動的に埋まります。ですので、無理に"星相"を埋める必要は一切ありません。
 どの種類の"星相"が埋まりやすいかは、所持しているスクロールのレアリティで確率が決定します。
 つまり、"スターフォール"の種類は、『所持しているスクロールのレアリティ』で確率が決定するということです。

 "スターフォール"の確率は『所持しているスクロールのレアリティ』で決定されます。『所持しているスクロールのレアリティ』と聞くと大変そうに思えますが、"紫梟"にはそれらを操作するタレントがあるため、実際は難しいことは何もありません。それらもほぼ自動でこなしてくれます。
 レアリティ操作は進行度が進むごとに行われるので、ステージ4にもなればほぼ"伝説の陣"しか発動しなくなります。

ステージ4まで来るとほぼアップデートが完了し、ほとんど伝説の陣になります。
ステージ4まで来るとほぼアップデートが完了し、ほとんど"伝説の陣"になります。

 つまり難しいことは考える必要はなく、ただただ"スターフォール"は使いたいときに使えばいいメインスキルとなっています。
 考えたところでどうせ確率論とぶつかるので、深く考えるだけ無駄なのです。

占星(サブスキル)

 カードを自分の前にセットします。セットされたカードは、照準を敵に合わせた時に自動的にその敵に飛んでいき、攻撃してくれます。多少のホーミング性能はありますが、射程はやや短めです。
 基本的にこれだけ覚えておけば大丈夫です。隙あらばサブスキルを使用してカードをセットしまくりましょう。

 とはいえこれだけでは難なので、"占星"を使用した際に獲得できる"星相"についても細かくも説明しておきます。読み飛ばしてもらっても大丈夫です。

 "占星"を使用するとカードセット以外にも"星相"を1つ獲得します。"星相"はメインスキル"スターフォール"のタイプを決定する要素で、スロットマシンのような役割をしています。
 すべて同じ"星相"で埋まると、"スターフォール"を使用した際にそのタイプの陣が確実に発生します。

 例えば、
・"占星"→レア星相を引く→"占星"→通常星相を引く→"占星"→通常星相を引く => 星相が揃わなかったので、今"スターフォール"を発動すると"欠陥の陣"が発動
・"占星"→レア星相を引く→"占星"→レア星相を引く→"占星"→レア星相を引く => 星相がレアで揃ったので、今"スターフォール"を発動すると"レアの陣"発動
みたいな感じになります。

レアの星相が3個揃っているので、今スターフォールを発動すると100%レアの陣が発動します。
"レアの星相"が3個揃っているので、今"スターフォール"を発動すると100%"レアの陣"が発動します。

 "星相"には"通常"、"レア"、"伝説"、"幻"の4つがあります。それぞれ、所持しているスクロールのレアリティで引く確率が決まります。
 "幻の星相"は特殊で、いわゆるオールマイティの効果です。陣が完成しそうなときに、その陣になります。"幻の星相"は呪いのスクロールの所持数で確率が決定します。
 例えば、「レア、レア、幻」と"星相"が揃った時は、この"幻の星相"は"レアの星相"として扱われ、"レアの陣"が発動します。
 ちなみに、"幻の星相"が3つ揃った場合は、"伝説の陣"が発動します。

 ただ、"星相"を無理に埋めなくても、"スターフォール"を使用時に空欄の"星相"は自動的に埋めてくれます。ですので、全て埋める必要はありません。
 空欄を全て埋めた後にさらに"星相"を獲得すると、再び左側の"星相"から上書きしていくので、それを利用すれば"星相"を揃えやすくはなります。
 ですがそんなことをするよりは、さっさと"スターフォール"をランダム発生させた方が楽だし使いやすいと思います。移動中の暇なときに調整するくらいでしょうか。

スクロールマスタリー(専属タレント)

 "紫梟"を語るうえでメインスキル、サブスキルと同等以上に大事な能力が"専属タレント"の"スクロールマスタリー"です。
 このキャラクターの神髄ともいえる能力です。
 このタレントには2つの効果があり、どちらも重要なので分けて説明します。

スクロールマスタリー【アップグレード】

 スクロールのレアリティだけを上昇させます。スクロールの性能自体は変わりません。
 スクロールのレアリティを上昇させることにより、より強力な"スターフォール"を高確率で発生させることができるようになります。
 ステージの進行度が進むにつれてスクロールのレアリティの上昇も徐々に行われて行きます。("アセンション"を得るごとにアップグレード回数+2回)

アップグレードされたスクロールはアイコンが付きます。アップグレードは基本的には自動で行ってくれます。回数はアセンションを獲得するごとに増えていきます。
アップグレードされたスクロールはアイコンが付きます。アップグレードは基本的には自動で行ってくれます。回数はアセンションを獲得するごとに増えていきます。

 アップグレードは基本的には自動で行われますが、その傾向を手動で決めることができます。
 スクロール画面を開くと、右下に『「星相」の抽選確率』という項目があり、そこの『アップグレードの策略』というところです。

 一般的には、序盤~中盤は「通常を最小限に」や「レアを最大限に」で欠陥の陣の発動率を減らし、中盤~終盤は「伝説を最大限に」として伝説の陣を狙っていくのが良いでしょう。
 ステージクリアした際などの分かりやすい節目に、ここをきちんと切り替え忘れないように注意しましょう。

アップグレードの傾向は自分で指定する必要があります。中盤~終盤に1度は忘れずに切り替えるようにしましょう。
アップグレードの傾向は自分で指定する必要があります。中盤~終盤に1度は忘れずに切り替えるようにしましょう。

スクロールマスタリー【交換】

 所持しているスクロールを破棄し、別のランダムなスクロールと交換します。
 スクロール画面を開き、交換したいスクロールを左クリック長押しします。そうすると、交換前のスクロールよりレアリティが同等かそれ以上のレアリティのスクロールを入手します。
 "アセンション"を獲得するごとに交換回数+1回を得ます。

  • 呪いのスクロールは交換に出すことはできません。交換で入手することもありません。
  • 入手できるスクロールは、交換に出したスクロールと同等かそれ以上のレアリティになります。
  • 交換で入手したスクロールは交換済みマークが付き、交換済みマークが付いたスクロールは交換に出すことができません。
  • 交換に出すことができるのは自身で入手した物のみです。マルチプレイで他プレイヤーから貰ったスクロールは交換できません。
スクロール画面で、交換したいスクロールを左クリック長押しします。すると別のランダムなスクロールに交換されます。
スクロール画面で、交換したいスクロールを左クリック長押しします。すると別のランダムなスクロールに交換されます。

 このようにランダム性はある物の、有用なスクロールを入手できる可能性が他キャラクターより非常に高いです。
 ですので、スクロールによる戦力の引き上げや、スクロールでコンボを発生させるのがこのキャラクターの神髄と言えるでしょう。

交換で入手したスクロールはマークが付きます。このスクロールをさらに交換することはできません。
交換で入手したスクロールはマークが付きます。このスクロールをさらに交換することはできません。

"紫梟"の総括

 このように、"紫梟"はメインスキル"スターフォール"、サブスキル"占星"を扱うのに何も深く考える必要はありません。というか確率の問題なので、考えても仕方がないということです。
 考えないといけないのは、どのスクロールを交換に出すかと、きちんと『アップグレードの策略』を途中で変え忘れないようにすることだけです。
 あとは、ビルドを"スターフォール"メインか"占星"メインかできちんと"アセンション"を偏らせることです。
 また、"紫梟"はあまり耐久が高いキャラではありません。きちんと"アセンション"なりスクロールなりで防御面には気を配る必要があります。特にサブスキル"占星"は射程が短めなため、"占星"ビルドの際は何らかの対策が欲しい所です。
 序盤は"陣"が"欠陥"ばかり発動してしまって火力不足になりがちで、耐久の低さとあわさり結構辛かったりはします。
 そこを乗り越えると、様々なスクロールの組み合わせを楽しみつつ、高火力アタッカーとして立ち回っていけるでしょう。

"紫梟"のオススメ武器

 "紫梟"はスキルアタッカーなため、基本的には武器は何でもいいです。使いやすい物を使っていけばいいと思います。耐久が高いキャラではないので、射程が短めの武器はやめた方が良いかも、くらいでしょう。
 とはいえ、防御系の優秀なスクロールを入手しやすいキャラでもありますし、入手したスクロールや"霊守り"、"アセンション"を指針に、その時使いたい武器を選べばいいと思います。

 メインスキル"スターフォール"ビルドの場合は、"スターフォール"を頻繁に使うため、スキルモーション中も攻撃できる"曇織り"が相性が良いでしょう。
 "星の環"も自動で攻撃してくれますが、射程がやや短いため、耐久力に不安がある状態で使うのはやめた方が良いと思います。

 サブスキル"占星"ビルドの場合は、"戦地補給"(ヒーロー共通タレント。弾を一定数消費するとサブスキルの使用回数が回復する)を目当てに、"インジェクター"系列の発射間隔の短い武器を選ぶと良いでしょう。
 "アセンション"で"カードの嵐"(射撃を命中させたとき、一定確率で自動で"占星"を使用する)を引ければさらに強力になれます。
 "インジェクター"といえば"虹"胞子爆弾コンボ(※注1)もあります。困ったらこの組み合わせ。欠点は、強すぎてキャラ・ビルド関係なくこれだけで戦えてしまうことでしょうか…。

サブスキル型のビルドならどのキャラクターでも意識したいのがこの戦地補給。弾薬サポートのスクロールなどと組み合わせて、弾薬を垂れ流してサブスキルの回数をどんどん回復させていきましょう。
サブスキル型のビルドならどのキャラクターでも意識したいのがこの"戦地補給"。弾薬サポートのスクロールなどと組み合わせて、弾薬を垂れ流してサブスキルの回数をどんどん回復させていきましょう。

 特殊なパターンとして、"アセンション"の"アストロダイン"を所持している場合は、スナイパーやランチャーもありでしょう。
 "アストロダイン"は残り弾丸数が1の場合、様々な効果が得られる"アセンション"です。
 弾薬数1の武器や、弾丸数を1に固定する方法はいくつかあるので、それらと組み合わせるのも面白いでしょう。

※注1
 メイン武器に"虹"、サブ武器に"青鳥"や"狩猟"などの威力と同時発射数の高い武器を持ち、両方に"ジェミニ特性"で『敵に命中する時、命中数+副武器の同時発射数と同じ数の胞子を植える。胞子の数が30になると、対象に追加ダメージを与える』を付けるコンボ。
 "虹"のホーミング性能が非常に高いため、狙いを付ける必要が一切ないのが特徴、射撃ボタンを押しながら歩いているだけで雑魚のほとんど溶ける凶悪コンボです。
 威力を出すコツは、鍛冶屋での武器強化は必ずサブのショットガンを鍛えていくこと。"虹"は鍛えてもほぼ威力が上がらないので鍛えるだけ無駄です。