今回はGunfire Rebornでの"怪奇夢路"の機能について解説したいと思います。
難易度"悪夢"をクリアすると難易度"輪廻"が追加されますが、難易度"輪廻"を選ぶと出撃画面の右側に突然大量に現れるボタンです。突然色々とボタンが増えて「なんだこれ??」と思った方も多いかと思います。"怪奇夢路"はオプション機能で、必ずしも使用する必要はありません。とはいえ、リスクはある物のリターン(見返り)も多い機能ばかりなので、きちんとリスクとリターンを理解しつつ、必要な物を選んでいきましょう。
※2024/01/04:"無限夢路"を追記しました。
霊気接続(オススメ度:★★★★★)
"霊気接続"は指定された物("オカルトスクロール"/"アセンション"/"霊守り"等)を3つ揃えると、特殊効果が発動するようになるオプションです。"霊気接続"にはたくさんの種類があります。
詳細は、"武器"画面を開いた時に画面下にある"霊気接続"をクリックすると表示されます。
"霊気接続"は強力な物が多くデメリットもない機能なので、基本的にはONで良い機能です。
"霊気接続"には、"必要的"と"選択的"があります。"必要的"というのはその"霊気接続"を発動させるのに必ず必要な物です。"選択的"というのは、指定された物の中から("必要的"と合わせて)合計3個になるようにどれでも良いということです。
例えば"点火装置"という"霊気接続"は、"エレメンタルレイジ"が"必要的"、"エレメンタルマガジン""エレメンタルトーメント""エレメンタルコンバージェンス""エレメンタルレリック"の4つが"選択的"となっています。ですので、"エレメンタルレイジ"の"アセンション"は必須、"エレメンタルマガジン""エレメンタルトーメント""エレメンタルコンバージェンス""エレメンタルレリック"の4つの"オカルトスクロール"の中から2つを取得し、合計3つになれば、この"点火装置"という"霊気接続"は発動するということです。
例えば"エレメント狂乱"という"霊気接続"が"必要的"がありませんので、"火炎狂信""腐食狂信""電撃狂信""エレメンタル授与""エレメンタルレリック"の5つの"オカルトスクロール"のうち3つを取得すれば発動します。
慣れるまでは少し理解しにくいですが、"霊気接続"の画面を開くと発動している"霊気接続"や発動しそうな"霊気接続"が分かりやすいので、この画面を時々見ると良いと思います。
また、"アセンション"や"オカルトスクロール"を取得する際に、関連する"霊気接続"が右側に表示されますので、選択の参考にすると良いでしょう。なお、"オカルトスクロール"は同種の"強化オカルトスクロール"でも発動します。
神秘雪山(オススメ度:★★★)
敵を全体的に大幅に強化するオプションです。
見返りとして、"ペドラー"と"奇貨ペドラー"のリフレッシュ回数が+1されます。
ステージ4("終北雪山")の"霊守り使い"が"霊守り"を販売してくれるようになります。ただし、所持できる"霊守り"は3個までには変わりないので、すでに3個所持している場合は1つ選んで捨てなければなりません。
基本的には難易度上昇オプションです。エリートモンスターがさらに強化されたり、敵のHP・シールド・アーマー値が増えたり、難易度の高いイベントが発生しやすくなったり、ステージ4("終北雪山")のボスが強化されたりします。
そう書くと大変そうに見えますが、これらはデメリットだけではありません。例えば難易度の高いイベントの報酬として"スクロール"や"アセンション"が入手ができる場合が多いです。無事に乗り切ることができれば、普段よりもキャラクターを強化できるでしょう。
まさにハイリスクハイリターンのオプションと言えるでしょう。
禍福倚伏(オススメ度:★★★★★)
ステージ2("安西砂漠")ステージ3("山海双嶼")ステージ4("終北雪山")の入り口で、それぞれ合計4枚の"オカルトスクロール"をもらうことができます。(「Esc」キーでもらわないことも可能)
ただし、もらった"オカルトスクロール"に応じた効果を全ての敵も得て強化されます。(ボスは除く)
敵がどのように強化されるかは、スクロール選択画面でカーソルを合わせると下に表示されます。
基本的に敵の強化は辛いので、"オカルトスクロール"をもらうのは罠です。強力な"オカルトスクロール"を取得すると敵もとても強化されてしまうので、注意が必要です。取得前には必ず敵の強化内容を読むことにしましょう。
ではどのようにして使うのかというと、それは"呪いのオカルトスクロール"です。"禍福倚伏"で"呪いのオカルトスクロール"を取得すると、敵にも弱体化を与えることができます。自身が"悪を消すお守り"を所持していれば"呪いのオカルトスクロール"の効果を一方的に相手に押し付け、自分は"呪いのオカルトスクロール"の効果を踏み倒すことができます。さらに"呪いのオカルトスクロール"を3つ所持できれば、"霊気接続"の"不運の蔓延"(発動条件:"呪いのオカルトスクロール"を3つ所持)も狙うことが可能です。
また、"青燕(鳥)"や"千歳(亀)"のようなスキルアタッカーの場合は、射撃ペナルティ系の"呪いのオカルトスクロール"の影響が少ないです。"悪を消すお守り"を所持していなくても、"禍福倚伏"で射撃系の"呪いのオカルトスクロール"を取得していったほうが良いでしょう。
また、例えば"九命猫"(受けるダメージが2倍になる代わりに、最大HP総量(HP+シールド/アーマー値)の14%を超えない)のようなメリットもデメリットもある"オカルトスクロール"は、低ダメージを連打する武器やキャラクターなら相手に渡しても影響がほぼありません。それどころかダメージ2倍のペナルティを押し付けることができます。
このように、きちんと選べば非常に強力なオプションとなります。
"禍福倚伏"で有利になれそうな"オカルトスクロール"が提示されなかった場合は選ばなければ良いだけなので、基本的にはONで良いオプションでしょう。
なお、"禍福倚伏"で提示されるのは各ステージでPTで合計4回です。ソロだと4回提示され、4人PTだと1人1回ずつ提示されます。
また、PTプレイ時に"禍福倚伏"で取得した場合、各PTメンバー分の"オカルトスクロール"もフィールド上にドロップします。
武器宝庫(オススメ度:★★★★)
予備武器枠が3つ追加され、予備の武器を持ち歩けるようになります。
また、ステージ3("山海双嶼")やステージ4("終北雪山")に"宝庫衛士"というNPCが出現するようになります。この"宝庫衛士"は倉庫番のようなもので、預けた武器を次回プレイで"宝庫衛士"に出会った際に取り出すことができます。
予備武器枠が追加されるのは純粋に便利です。フィールド上にある武器を予備武器枠に入れる場合は、「F」キーを長押しします。
"宝庫衛士"は次回プレイに武器を持ち越せるので便利……と思いきや全然そうではありません。
出現場所が非常に遅いのです。一番早くても、ステージ3("山海双嶼")のボス手前です。その頃には余程ドロップ運が酷くない限りは、だいたい目当ての武器は入手できているでしょう。なにより、"宝庫衛士"は武器の強化値を保存してくれず、ゲームの進行度に合わせた強化値にされてしまいます。ですので、ステージ3("山海双嶼")で武器を取り出しても、強化値はだいたい+9程度になってしまいます。ステージ3("山海双嶼")ボス手前でその強化値は心もとない数字です。
そのため、よほどドロップ運に恵まれなかった場合か、もしくは強化値が関係ない武器(例えば"ジェミニ効果"目当ての武器)用と割り切ったほうが良いでしょう。
"宝庫衛士"はかなり使いづらいものの、予備武器枠が追加されるのは良いですし、何よりデメリットのない機能ですので、こちらも基本的にはONで良いと思います。
強いて言えば、宝庫の1つが"宝庫衛士"に占有されるせいで、"全体で見ると宝庫衛士"の分だけ宝庫の報酬が減っているというデメリットがあるかもしれません(検証してないのでどういう仕様になっているかは不明)。なので、そこを気にするのであればOFFでも良いかもしれません。
スキルスティール(オススメ度:★★★)
ステージ1("龍陵墓穴")のボス前で他のヒーローの"アセンション"が6つ提示されます。2つまで選ぶことができ、以降選んだ"アセンション"が"金爵"からも出るようになり、取得できるようになります。あくまでも"金爵"から出るようになるだけなので、ステージ1("龍陵墓穴")で選んだ段階では取得できません。
要は、他ヒーローの"アセンション"を2つ取得できる(かもしれない)オプションです。
提示される他ヒーローの"アセンション"は汎用性のある物ばかりで、特定のスキルが必要な物などは提示されません。
また、選択した"アセンション"は"金爵"で高確率で出現してくれます。
他ヒーローの"アセンション"を選べると聞くと強そうに聞こえます。ですが、あまり必要ない"アセンション"を選んでしまうと、ヒーロー自身固有の"アセンション"を取りたいときにも選択肢に出てきてしまい、選択肢の邪魔になってしまいます。ですので、"スキルスティール"をする際は慎重に選ぶ必要があります。基本的に、他ヒーローのアセンションを取るより、自身のビルドにあった固有の"アセンション"を取ったほうが強くなるからです。
この機能をONにすること自体にデメリットはありませんし、良い"スキルスティール"が提示されなかった場合は「Esc」キーで選択しなければいいだけです。ですが、不要な"アセンション"を選んでしまうと、以降の"アセンション"選びの邪魔となってしまいます。
そのヒーローのビルドに明確な指針がない場合は、オフにした方が良いかもしれません。
天命の試練(オススメ度:★★★★)
道中に"トレーニングマスター"というNPCが出現するようになります。
"トレーニングマスター"からは3つのクエストが提示され、そのうち1つを受注できます。クエストにはボーナスや制限がついており、クエストに成功するとボーナスがもらえたり、制限が取り除かれたりします。
なお、宝庫やボス戦ではカウントされません。
クエストの内容は結構ピンキリで、かなり神経を使うものもあります。トレーニング失敗するとデメリットが永続化してしまうので、難しそうなものは選ばないようにしましょう。
この"天命の試練"のオプションにデメリットは特にないので、ONで良いと思います。
筆者的にオススメのクエストは"無傷無欠"です。クエストの内容が非常に簡単な割に、"金爵"での"アセンション"選択をリセットできるというのは非常に有用な効果です。ビルド事故が起きづらくなります。
無限夢路(オススメ度:個人による)
ステージ4("終北雪山")クリア後に"無限夢路"に入ることができるようになります。
"無限夢路"はいわゆるエンドレスモードで、以降はステージが順番がランダムに登場し、ひたすらステージに挑み続けることになります。
進行度が進む度に敵のダメージ耐性が上昇していきます。
"金爵"は侵食されたものとなり、出現する"アセンション"は1つだけになります。さらに、ボス戦以外の"金爵"ではすでに所持している"アセンション"との交換となります。
"オカルトスクロール"の所持数は最大で114にせいげんされます。
"金爵"や"オカルトスクロール"はリサイクルできるようになり、リサイクルするとした量に応じてバフがもらえます。
ソロの場合は通常プレイ同様、ステージ間でセーブすることが可能です。
実質上のエンドレスモードのため、好みが明確に分かれるオプションです。
シングルプレイの場合、ステージ4("終北雪山")までで完成したビルドで暴れまわるボーナスステージのようなもので、爽快感はかなりの物です。
一方でマルチプレイでは途中セーブができないため、かなりの時間が必要となるので、それなりの覚悟が必要でしょう。
単騎(オススメ度:★★★★)
ソロプレイ時限定のオプションです。
ソロプレイでも、敵の数がマルチプレイ基準となります。基準となる人数を2~4人用で選択することができます。
また、ゲーム開始時(ロビー画面)で汎用"霊守り"から1つを自由に選んで選択できます。初期地点にいる"霊守り使い"とあわせてステージ1("龍陵墓穴")を"霊守り"2個で挑めることになります。なお、ここで選んだ"霊守り"は別枠で保存され、破棄することはできません。
敵の数が増えるので難易度上昇オプションではあります。
ただ、敵の数が多いということはそれだけ"コイン"や"エッセンス"等のドロップが多く見込めるということです。特に"コイン"はソロだとものすごく不足しますので、"コインがより多く見込めるというのは大きいです。
また、最初に1つ汎用"霊守り"を選べるというのも大きいです。ここでは基本的に"前借り"の"霊守り"を選ぶことをオススメします。このゲーム、序盤が非常に事故りやすい構造となっているので、その序盤を安定させることができる非常に強力な"霊守り"です。
難易度上昇オプションではありますが、取得"コイン"の増加や1つ多く"霊守り"を持ってゲームを始められるため、2人用なら"単騎"オフより簡単かもしれません。