【解説】V Rising 引っ越しハートの使い方

拠点の引っ越し用施設 引っ越しハート

 オープンワールド系のサバイバルゲームをプレイしていると、ゲーム進行度が進むにつれ、施設が増えていったり大きくなっていったりで、拠点がどんどん手狭になっていきます。どこか広い所へ拠点を移したい…、もっとアクセスのいい場所に拠点を移したい…。でも、保管庫の中のアイテムや、たくさんの施設を移動させるのはとてもめんどくさい…。この手のゲーム、あるあるの1つだと思います。
 "V Rising"には拠点引っ越し用の施設"引っ越しハート"という便利な物が存在します。この施設を使用すると、拠点の引っ越しがかなり手軽に行うことができます。

 ただ、ゲーム内では"引っ越しハート"の説明がほとんどなく、「実際にどういう風に引っ越すの?」「バグってアイテムロストとかしない?」「移転した施設が宙に浮いたり変なバグり方しない?」など不安もあるかと思います。今回はこの"引っ越しハート"を使うとどのように拠点を引っ越すことができるのか、解説したいと思います。

初期拠点はどうしても手狭になりがち…。でも引っ越しは引っ越しで面倒。『V Rising』では拠点の引っ越しが楽になる引っ越しハートという建築物があります。
初期拠点はどうしても手狭になりがち…。でも引っ越しは引っ越しで面倒。『V Rising』では拠点の引っ越しが楽になる"引っ越しハート"という建築物があります。

引っ越しハートの使い方

 まずは、拠点を引っ越したい場所(引っ越し先)の整地をしましょう。通常の建築同様、建築可能な土地が必要で、木や石などの障害物も建築したい分だけ取り除いておく必要があります。

 整地作業が完了したら、次に"引っ越しハート"を建造します。
 "引っ越しハート"は他の建築物同様、建築モード(キーボードの『B』)から建造します。素材は"ブラッドエッセンス"だけととても安いです。この"引っ越しハート"は引っ越し作業が完了し次第、城の"キャッスルハート"に変わります。

 "引っ越しハート"を設置したら、"引っ越しハート"にアクセスします。
 すると、メニューが出て来ますので「キャッスルハートにリンク」を選びます。
 地図が開きますので、撤去したい拠点(引っ越し前拠点)を選んでください。

まずは平地に引っ越しハートを建築します。引っ越しハートは最終的にはキャッスルハートに変わります。設置した引っ越しハートにアクセスすると、引っ越しメニューが表示されますので、「キャッスルハートにリンク」を選び、撤去したい拠点を選びます。
まずは平地に"引っ越しハート"を建築します。"引っ越しハート"は最終的には"キャッスルハート"に変わります。設置した"引っ越しハート"にアクセスすると、引っ越しメニューが表示されますので、「キャッスルハートにリンク」を選び、撤去したい拠点を選びます。

 建築モードと似たような画面になり、"引っ越しモード"になります。
 ただ建築できるのは引っ越し前拠点にあったのと同じものだけです。これは建築しているのではなく、前の拠点にあった物を仮移動させる状態です。

引っ越しモードに入ると、撤去したい拠点にあった建築物が表示されますので、通常の建築と同様に設置していきます。

 通常の拠点建築と同様、"キャッスルハート"(現在はまだ"引っ越しハート")の隣接タイルからまずは土台を敷き詰めていきます。
 "土台"を全て敷き詰め(移動させ)終わったら、次は家具を設置し(移動させ)ていきます。

 床にしろ建築物にしろ現段階では仮置きとなっています。よく見ると、これらは虫食い状態で描画されているのが分かると思いますが、これが仮置きということです。
 引っ越し決定ボタンを押さない限りは仮置き状態で、"引っ越しモード"をキャンセルすると全て元の状態に戻ってしまいます。引っ越し作業中は太陽光も怖いですから、まずは置き場所にはこだわらず、現実の引っ越し同様に手近なところに片っ端から置いていくのが良いでしょう。
 ちなみにこの仮置きの土台から一定距離を離れると、"引っ越しモード"強制終了までのカウントダウンが始まってしまいます。引っ越し作業場所からあまり遠くに行くことはできません。仮置きモードの建築物でも日陰はちゃんとできるので、太陽光はそれらを利用して防ぐと良いでしょう。

移動させた建築物は虫食い状態で描画されます。引っ越し作業が完了するまでは、移動は確定せず、途中で作業を中断してしまうと全て元に戻ってしまいます。ただ、日光を遮ることは可能です。

 なお、これらの建築物は全て元の建築物と対応しており、収納箱やクラフト台に入っているアイテムはそのまま移動してきます。精製台で精製中の素材もそのまま中に入っています。
 一部そのままでは移動できないアイテムなどは"トラベル収納袋"という専用のボックスにまとめられています。プランターに植えた植物などがこれに該当します。"トラベル収納袋"も忘れずに設置しましょう。

収納箱やクラフト台は中のアイテムごと移動させることができます。移動の際に中身も確認することができます。
収納箱やクラフト台は中のアイテムごと移動させることができます。移動の際に中身も確認することができます。

 引っ越し前拠点にあった物(+"トラベル収納袋")の全ての仮置きが終わったら、再び"引っ越しハート"にアクセスし、「引っ越し」を選びます。すると完了確認ダイアログが表示されますから、そこで「確認」を押すと引っ越しの完了となります。全ての建築物が仮置き状態から実体になります。
 「城リンクを切断する」を選ぶと、全てキャンセルして元に戻ってしまうので気を付けてください。
 あと、建築物ではない物(馬など)は置き去りになってしまうので、そこも注意が必要です。

全ての移動が終わったら、再度引っ越しハートにアクセスし、「引っ越し」→「引っ越しを完了する」→「確認」とします。すると移動がすべて完了し、仮置き状態だった建築物が実体化します。
全ての移動が終わったら、再度引っ越しハートにアクセスし、「引っ越し」→「引っ越しを完了する」→「確認」とします。すると移動がすべて完了し、仮置き状態だった建築物が実体化します。

 後は、引っ越し後の新居のごとく、雑に置いた建築物を綺麗に再配置して引っ越しの完了となります。

テレポーター拠点の移動にオススメ

 探索する際、重要拠点の近くにいわゆる「テレポーター拠点」を作る方も多いかと思います。"キャッスルハート"と"テレポーター"だけ(もしくはその他最小限の建築物)を設置したような拠点ですね。「テレポーター拠点」を作っておくと、素材周回しやすかったり、やられてしまった時に復帰が楽になります。

テレポーター拠点もブラッドエッセンスさえあれば他所から簡単に引っ張ってこれるので、どんどん引っ越しして探索を楽にしましょう。
テレポーター拠点も"ブラッドエッセンス"さえあれば他所から簡単に引っ張ってこれるので、どんどん引っ越しして探索を楽にしましょう。

 "引っ越しハート"の使い方を理解しておくと、この「テレポーター拠点」の移動がとても楽になります。"キャッスルハート"を設置できる数には限りがありますので、最近使っていない「テレポーター拠点」から"テレポーター"(と"トラベル収納袋")だけを引っ越ししてくるだけで簡単に「テレポーター拠点」を移動させることができます。
 コストも"ブラッドエッセンス"だけなので、現地調達も簡単です。

 どんどんお引越しをして、探索を楽にしていきましょう。