今回は『Inkbound』の画面内情報について解説していきたいと思います。
『Inkbound』というゲーム、画面内に様々な情報が表示されている親切なゲームなのですが、チュートリアル周りがとても不親切で、「そんな機能あったんだ」みたいなことが多々あります。今回はその辺りの解説をしていきたいと思います。
最初にしておきたい設定
最初に『Esc』キーから"設定"→"その他"を開いてください。
この中で「詳細な戦闘情報の表示仕様」はチェックを入れて「常にオン」にしておいてください。戦闘中により詳細な結果を見ることができるようになります。とても便利な機能ですので、ぜひオンにしておきましょう。
アテネウム内
チュートリアルが終了すると、"アテネウム"という場所に飛ばされます。他ゲームで言うロビーみたいな場所です。ここでパーティーを組んだり、クエストを受注したりします。"アスペクト"や"アクセサリ"の変更はこの"アテネウム"内で可能ですし、"インクダイブ"直後（PTで出発した最初のマップ）でも変更が可能です。
1.パーティを探す
この『＋』ボタンをクリックするとパーティを探すことができます。フレンドとパーティを組む場合もこのボタンです。
パーティを組むには相手も"アテネウム"にいる必要があります。
2.インクダイブ
正確には画面内情報ではありませんが…この"インクダイブ"を『E』キーを押してインタラクトすると冒険が始まります。その左にある青白い装置をクリックすると、難易度を選択することが可能です。
パーティを組んでいる場合は、パーティメンバー全員が『E』キーでインタラクトしている状態である必要があります。
3.クエスト情報
現在受注しているクエストが5件まで表示されています。
ここに表示されている以外のクエストを見たい場合は、画面下のアイコンの"ログブック"を開き、"クエスト"から見ることが可能です。この"ログブック"の"クエスト"ページで、各クエスト文章の左にある▼みたいなアイコンをクリックすると、この右上に表示することができます。5件までしか表示できないので、既に5件表示させている場合は、先に他のクエストの▼を消す必要があります。
4.チャット欄
ここをクリックするとチャット欄を開くことができます。タブ切り替えで戦闘中ログなども見ることが可能です。
5.クエストマーカー
クエストで話すべきNPCが同マップにいる場合、このマーカーの示す方角にそのNPCがいます。
このマーカーは"アテネウム"内だけでなく、"インクダイブ"中にも表示されます。
ちなみにクエスト開始NPCがいる場合はこのマーカーは表示されませんので、新しいクエストを探す場合は、"アテネウム"内を走り回る必要があります。
6.各種メニュー
各種メニューは画面中央の下部にあります。
戦闘中情報
1.パーティメンバー情報
パーティメンバーの情報が表示されています。
PTメンバーのHPや"意志"だけでなく、"シールド"値など小さい欄ながらも情報が詰まっています。
2.自キャラクター
自分のキャラクターです。
頭上に表示されている赤い数字は、今ターンエンドを選ぶと受けるダメージです。
頭上に黄色い数字が表示される場合がありますが、これは今行動すると受けるダメージです。床ダメージや反射ダメージによるものが多いです。
3.エネミー
エネミーです。頭上にそのエネミーのHPが表示されています。
またその周囲にはバフ・デバフなどが表示されています。エネミーが特殊な行動を行う際にはそれも表示されます。
マウスカーソルを合わせると詳細が表示されますので、見慣れないアイコンがあった場合はとりあえずマウスカーソルを合わせてみましょう。
以下は最初にしておきたい設定で書いた通り、「詳細な戦闘情報の表示仕様」はチェックを入れている場合の話です。
エネミーのHPが薄い色で点滅している場合は、ターン終了時にそのダメージを与えるということです。毒などのスリップダメージや、棘などの反射ダメージです。
ドクロマークが表示されている場合は、そのターン終了時ダメージで倒せることを意味します。
4.攻撃予告
エネミーの攻撃予告です。この攻撃予告を見て、対処法を考えるのがこのゲームの基本的な戦い方です。
エネミーの攻撃予告にはいろいろな種類があります。単体攻撃をする相手を倒し、範囲攻撃は位置取りで回避し、全体攻撃はシールド値等で耐えましょう。
5.自分の移動範囲
1ターンに移動できる合計距離は決まっています。
大きな濃い円は移動できる最大距離を示しており、小さい円は「今いる場所で行動を行った場合の、残りの移動距離範囲」を示しています。
6.バフ・デバフ欄
プレイヤーが受けているバフ（強化効果）・デバフ（弱体効果）が表示されています。
マウスカーソルを合わせると詳細を見ることができます。
7.バインディング
自身が所持している"バインディング"が表示されています。"バインディング"は他のゲームではスキルやアビリティなどとも言われるものです。
すぐ左上に書いてある数字の"意志"コストを支払うと使用することが可能です。
バインディングの内容や種別、強化内容などはマウスカーソルを合わせると表示されます。
アイコンのすぐ下に書いてある小さい数字（1,2,3,4,5）は対応するキーボードのショートカットキーです。
アイコンのすぐ左にある小さい3つの円は現在の強化回数が分かります。このスクリーンショットだと1番の"バインディング"の左に小さい緑色の数字があるのが見えますが、「アンコモン強化を1回だけ行っている」状態なのが分かります。
8.ポーション、魚
現在所持しているポーションや魚が表示されています。
ドラッグ＆ドロップすると床に落とすことができます。マルチプレイではパーティメンバーと受け渡しも可能です。
9.アスペクトの特徴
現在使用している"アスペクト"の特徴が表示されています。
今使用している"アスペクト"の特徴を思い出したい場合は、マウスカーソルを合わせると表示されます。
10.ターンエンド
このチェックを入れるとターンエンドします。
ターンエンドはキーボードの『T』キーでも可能です。
11.アクセサリ
現在装備しているアクセサリが表示されています。
アクセサリはダイブの時に1つだけ持ち込める装備品です。ゲーム開始時は開放されていませんが、いくつかクエストを進めるとアクセサリ開放クエストが出現します。
12.ヴェスティージ
現在所持している"ヴェスティージ"が表示されています。"ヴェスティージ"は他ゲームでいう装備品です。"ヴェスティージ"は7つまで所持できます。
マウスカーソルを合わせると、"ヴェスティージ"の詳細を見ることが可能です。
この"ヴェスティージ"をドラッグ＆ドロップすると、床に落とすことができます。マルチプレイではパーティメンバーと受け渡しも可能です。
13.HP、シールド値
HPとシールド値が表示されます。赤いバーと数字がHP、その右の小さい青い数字がシールド値です。
注意点としては、ここの数字は現在値ではなく、敵ターン時の攻撃も含めた予測数値になります。ですので、シールド値は実際より低く表示されることが多いです。
14.各種メニュー
各種メニューです。"ログブック"などは戦闘中にも確認可能です。
15.意志（ウィル）
現在の"意志（ウィル）"が表示されています。"意志（ウィル）"はこのゲームで言う行動力みたいなもので、各種"バインディング"を使用するとコストに応じた数字が減ります。
16.ヴェスティージセット、セットボーナス
現在所持している"ヴェスティージセット"と"セットボーナス"が表示されています。
"ヴェスティージ"には"ヴェスティージセット"という属性のようなものが1～3つ付いています。同じ"ヴェスティージセット"を複数所持すると"セットボーナス"が発動します。
"ヴェスティージの祭壇"等にある"ヴェスティージ抽出器"で"ヴェスティージ"を破壊すると、その"ヴェスティージ"が所持していた"ヴェスティージセット"を2倍獲得します。
例えば"毒"が付いている"ヴェスティージ"を1つ所持していた場合、毒1点の"ヴェスティージセット"を所持していることになります。この"ヴェスティージ"を"ヴェスティージ抽出器"で破壊すると、元々の毒1点を失う代わりに、毒2点を獲得します。（結果的には毒がプラス1されて毒2になる）
"ヴェスティージ"は最大7つしか所持できませんから、強力な"セットボーナス"を発動させるには"ヴェスティージ抽出器"の活用が不可欠です。
17.ステータス欄
現在のステータス欄です。
"設定"→"その他"で「ステータスをHUDに表示」を「有効」にすると表示されます。
より詳しい数字を見たい場合は、画面下部の各種メニューから「ステータス詳細」をクリックするとみることができます。
18.ヴィラン
今回のダイブの"ヴィラン"が表示されています。"ヴィラン"とはStage3のボスのことです。
知っておきたいショートカットキー
ゲーム内画面ではないのですが、キーボードのショートカットキーを覚えておくと便利です。
その中でも特に覚えておきたいキーボードショートカットキーは以下です。
『G』:マーカーを短時間設置する（主にマルチプレイ用）
『R』:移動前の場所に戻る
『Tab』:他プレイヤーの情報（インクダイブ中）
"アテネウム"内のスタート地点のすぐ北西に"ゲームのヒント"と名付けられた本の群れがあります。話しかけると色々とTipsを教えてくれますので、時間のある時に少し話しかけてみても良いでしょう。
また、設定画面で"キー割り当て"のページを開くと全てのショートカットが表示・編集できますので、気になる方はこちらも見てみると良いでしょう。