【攻略】Inkbound 各アスペクト紹介

 今回は『Inkbound』の各"アスペクト"について紹介していきたいと思います。"アスペクト"というのは、他ゲームでいう"キャラクター"とか"クラス"のようなもので、初期に所持している"バインディング"(他ゲームでいうスキル)が異なります。インクダイブを始める時、この中から1つを選ぶ必要があります。
 このゲームはクエストを進めて行こうとすると、色々な"アスペクト"での行動が要求されます。例えば、『"マグママイナー"で〇〇する』みたいな物です。ですので、全ての"アスペクト"に関して最低限は知識を所持している必要があり、ある程度はどの"アスペクト"も使っていく必要があります。


 まずは、ゲーム開始時から使用できる基本の"アスペクト"4つです。初めてプレイするときは、この4つの中から選ぶ必要があります。
 "複雑性"というのはゲーム内でも表示される公式の提示する「操作の難しさ」です。この●が多いほど操作が難しく、強さを発揮するにはゲームに対する理解度が必要です。ゲームに慣れるまでは、"複雑性"の少ない"アスペクト"を選ぶことをオススメします。

注:
 各"アスペクト"の説明に、付与できるバフ・デバフを記載していますが、その"アスペクト"専用の固有バフ・デバフは省いています。

マグママイナー

マグママイナーは火力に特化したアスペクトです。範囲攻撃、単体攻撃どちらも火力が高いです。
"マグママイナー"は火力に特化した"アスペクト"です。範囲攻撃、単体攻撃どちらも火力が高いです。

複雑性:●
特徴:"ヒート"
バインディング1:"叩く"
バインディング2:"跳躍攻撃"
バインディング3:"粉砕"

■バインディング(上位・強化含む)で得られるようになるバフ(強化)
強化:シールド(跳躍攻撃、粉砕攻撃)
■バインディング(上位・強化含む)で与えられるようになるデバフ(弱化)
上位:炎上(叩く、跳躍攻撃、粉砕)
強化:炎上(叩く、跳躍攻撃、粉砕)、損傷(叩く)、放心(跳躍攻撃)

 一番初期の"アスペクト"であり、最も操作がシンプルな"アスペクト"です。
 アタッカータイプの"アスペクト"で、初期4つの"アスペクト"の中ではダントツの火力です。低難易度のソロなら火力でごり押していくことも可能でしょう。

 特徴は"ヒート"で、敵を攻撃するたびに1ずつ増えていきます。そして"ヒート"が10に到達すると、次に使用する"攻撃バインディング"のダメージが2倍になります。
 この"ヒート"は攻撃した対象の数の分増えますので、"叩く"や"跳躍攻撃"で多くの敵を巻き込むことで"ヒート"はより多く溜まります。"ヒート"が10になれば、一番威力の高い"バインディング"を使用して大ダメージを与えましょう。ですので、敵の数が多ければ多いほど火力を出せるとも言えるでしょう。

モスクローク

モスクロークは毒やクリティカルに長けたアスペクトです。クリティカルは発動さえすれば強力なヴェスティージが揃っています。
"モスクローク"は状態異常(特に毒)やクリティカルに長けた"アスペクト"です。クリティカルは発動さえすれば強力な"ヴェスティージ"が揃っています。

複雑性:●●
特徴:"手裏剣"
バインディング1:"投げる"
バインディング2:"疾走"
バインディング3:"疾風手裏剣"

■バインディング(上位・強化含む)で得られるようになるバフ(強化)
強化:シールド(疾走、疾風手裏剣)、幻影(疾走)
■バインディング(上位・強化含む)で与えられるようになるデバフ(弱化)
基本:捕捉(疾走)
上位:毒(投げる、疾走、疾風手裏剣)
強化:毒(投げる、毒、疾風手裏剣)、出血(投げる、疾風手裏剣)

 一撃が大きい"マグママイナー"とは逆に、手数で攻めるアタッカータイプの"アスペクト"です。
 特徴は"手裏剣"です。ターン経過や"疾走"で手裏剣"が増え(最大5)、その"手裏剣"の数だけ"疾風手裏剣"が多段HITします。"疾走"で当たった敵の数だけ"手裏剣"が増えますので、"疾走"でいかに多くの敵を巻き込むかが重要です。
 HIT数に優れる"アスペクト"なため、毒などのデバフと相性が良く、"バインディング"の強化にも毒を付与する物などが多いです。毒はターン終了時にダメージが入るという性質上、敵にターンが渡ってしまうのが痛いですが、その分スタック数も溜めやすく、かなりのダメージを与えることが可能です。
 またクリティカル系のビルドも強力です。クリティカル系の"ヴェスティージ"は発動さえすれば強力な効果が多いですので、ビルドが完成すると爆発力がすごいです。

ウィーバー

ウィーバーは敵の操作が得意なアスペクトです。幅広い役割ができ、様々なビルドが可能な一方、器用貧乏にもなりかねない難しいアスペクトです。
"ウィーバー"は敵の操作が得意な"アスペクト"です。幅広い役割ができ、様々なビルドが可能な一方、器用貧乏にもなりかねない難しい"アスペクト"です。

複雑性:●●●●
特徴:"縫い糸の数"
バインディング1:"糸結び"
バインディング2:"締めつける"
バインディング3:"糸編み"

■バインディング(上位・強化含む)で得られるようになるバフ(強化)
強化:シールド(締めつける、糸編み)
■バインディング(上位・強化含む)で与えられるようになるデバフ(弱化)
上位:炎上(締めつける)
強化:炎上(糸結び、締めつける)、凍結(糸結び)、呪い(糸結び)

 初期4つの"アスペクト"の中ではかなり高い"複雑性"をもつ"アスペクト"です。
 実際に一番の強みは敵の操作(移動)であり、強みを見出すにはある程度のゲーム知識が必要になってきます。

 "ウィーバー"はまず"糸結び"で敵に"巻きつき"を付与するところから全てが始まります。そしてこの"巻きつき"状態の敵に影響を与えるのが"締めつける"と"糸編み"です。この"締めつける"も"糸編み"も、相手が"巻きつき"状態でさえあれば射程は戦場全てになります。
 "締めつける"も"糸編み"も初期状態ではあまり敵の操作ができませんが、強化次第では敵をかなり動かすことが可能です。特に"締めつける(引き寄せ)"の強化は、"巻きつき"状態の敵を全て自分の元に引き寄せます。これが非常に強力で、"ウィーバー"の一番の強みとも言えますので、リセットを駆使してでも"締めつける(引き寄せ)"を引きたいところです。

 攻撃、防御、操作と一通りこなせる万能型ですので、様々なビルドが可能な一方、ビルド事故を起こすと悲惨なことになりかねないのも"複雑性"の高さの要因の1つでしょう。

オベリスク

オベリスクは防御に特化したアスペクトです。棘を利用すれば火力も出すことも可能で、非常に安定したアスペクトです。
"オベリスク"は防御に特化した"アスペクト"です。"棘"を利用すれば火力も出すことも可能で、非常に安定した"アスペクト"です。

複雑性:●●
特徴:"破砕"
バインディング1:"鉄の盾"
バインディング2:"盾殴り"
バインディング3:"地割れ"

■バインディング(上位・強化含む)で得られるようになるバフ(強化)
基本:シールド(鉄の盾)
上位:棘(鉄の盾、盾殴り、地割れ)
強化:シールド(鉄の盾、盾殴り、地割れ)、棘(鉄の盾、盾殴り)
■バインディング(上位・強化含む)で与えられるようになるデバフ(弱化)
上位:凍結(地割れ)
強化:凍結(鉄の盾、地割れ)、ショック(鉄の盾)、損傷(盾殴り、地割れ)、放心(鉄の盾、盾殴り)

 見た目通り"シールド値"が増やしやすく、敵の攻撃に耐えるタンク役の"アスペクト"です。非常に硬い反面、通常の攻撃力は控えめです。
 "鉄の盾"で自身に"シールド値"を付与し、"盾殴り"で敵の範囲攻撃で避け、"地割れ"で敵全体にデバフをばらまく形になります。
 ダメージを受けた際に反撃ダメージを与える"棘"がかなり強力なシステムなので、"シールド値"と"棘"が揃うと、立っているだけで相手にどんどんダメージを与えることが可能です。

 このゲームの敵の単体攻撃は「最後に攻撃してきた相手を狙う」物が多いので、マルチプレイでは行動は一番最後にするのが良いでしょう。



 これ以降の4つの"アスペクト"を使用するには、クエストで開放する必要があります。
 "クレアボヤント"、"ゴッドキーパー"、"チェインブレーカー"の3つの"アスペクト"は序盤から開放クエストを受けることができます。ですが、"スターキャプテン"だけは"石板探し"という一連のクエストを進めて行かないと開放クエストが受注できないため、"スターキャプテン"の開放にはそれなりのゲームプレイが必要になります。

クレアボヤント

クレアボヤントは範囲攻撃に特化したアスペクトです。シャードグローブを動かし、シャードグローブの周囲にいる敵を攻撃します。
"クレアボヤント"は範囲攻撃に特化した"アスペクト"です。"シャードグローブ"を動かし、"シャードグローブ"の周囲にいる敵を攻撃します。

複雑性:●●●
特徴:"サイオニックチャージ"
バインディング1:"テレキネシス"
バインディング2:"サイキックパルス"
バインディング3:"スピリットボム"

■バインディング(上位・強化含む)で得られるようになるバフ(強化)
基本:シールド(テレキネシス)
強化:シールド(テレキネシス、サイキックパルス、スピリットボム)
■バインディング(上位・強化含む)で与えられるようになるデバフ(弱化)
強化:呪い(テレキネシス)

 "シャードグローブ"というオーブを駆使して戦う"アスペクト"です。
 "テレキネシス"で"シャードグローブ"を動かして、"サイキックパルス"や"スピリットボム"で"シャードグローブ"の周囲の敵にダメージを与えます。また、ターン終了時にも"シャードグローブ"の周囲にダメージを与えます。強化次第では、"シャードグローブ"周囲の味方にバフを与えることも可能です。
 "シャードグローブ"を操作して自身は動かない"アスペクト"……と思いきや、"シャードグローブ"が自身を通るとシールドが付与されるため、自身と敵を同時に通るように"シャードグローブ"を動かしたり、ターン終了時に自身が"シャードグローブ"の範囲内にいた方が良かったりと意外と動き回る必要があったりします。

 特徴の"サイオニックチャージ"は、基本的には"サイキックパルス"を使用時に1溜まり、"サイオニックチャージ"が3になった時に"スピリットボム"の効果が上昇する効果です。

ゴッドキーパー

ゴッドキーパーは瞬間移動バインディングを駆使するアスペクトです。神罰という効果がゲーム的に強いので、神罰ビルドがよく合うでしょう。
"ゴッドキーパー"は"瞬間移動バインディング"を駆使する"アスペクト"です。"神罰"という効果がゲーム的に強いので、"神罰"ビルドがよく合うでしょう。

複雑性:●●●
特徴:"ゴッドキーパー"
バインディング1:"串刺し"
バインディング2:"天の槍"
バインディング3:"旋風"

■バインディング(上位・強化含む)で得られるようになるバフ(強化)
強化:シールド(串刺し、天の槍、旋風)、活力(串刺し、旋風)、幻影(天の槍、旋風)
■バインディング(上位・強化含む)で与えられるようになるデバフ(弱化)
基本:出血(串刺し)、神罰(天の槍)
上位:神罰(串刺し、旋風)、出血(天の槍)
強化:出血(串刺し、天の槍、旋風)、神罰(串刺し、天の槍、旋風)、捕捉(天の槍、旋風)、損傷(天の槍、旋風)、ショック(天の槍)

 "瞬間移動バインディング"("天の槍"への移動含む)を使用すると"スピード"というバフが付き、次に使用する"攻撃バインディング"のダメージが上がる"アスペクト"です。
 "天の槍"を設置し、そこへ移動。そこから"旋風"や"なぎ払い"などの"攻撃バインディング"で畳みかけるのが基本的な戦い方です。出血を付与する"バインディング"が多いため、出血を軸にビルドをくみ上げると良いでしょう。

 また、神罰を付与できる"バインディング"も多いため、神罰軸のビルドも可能です。神罰は、特定条件が満たされた際に敵に追加でダメージを与える効果です。揃うととても強力なため、神罰ビルドもオススメです。

チェインブレーカー

チェインブレーカーは手数・火力共に優れたとても強力なアタッカーです。ただ強みを活かすにはある程度のビルドが必要であり、大器晩成型とも言えるでしょう。
"チェインブレーカー"は手数・火力共に優れたとても強力なアタッカーです。ただ強みを活かすにはある程度のビルドが必要であり、大器晩成型とも言えるでしょう。

複雑性:●●●●●
特徴:"武道の達人"
バインディング1:"ルーンストライク"
バインディング2:"闘魂の拳"
バインディング3:"憤激"

■バインディング(上位・強化含む)で得られるようになるバフ(強化)
上位:シールド(闘魂の拳)
強化:シールド(闘魂の拳、憤激)
■バインディング(上位・強化含む)で与えられるようになるデバフ(弱化)
上位:毒(ルーンストライク、憤激)
強化:毒(ルーンストライク、闘魂の拳、憤激)、放心(闘魂の拳)、損傷(ルーンストライク)、呪い(ルーンストライク)、樹液(ルーンストライク、闘魂の拳、憤激)

 唯一の"複雑性"5の"アスペクトです。ビルドや操作が難しい一方、完成すると圧倒的な手数と火力で敵をすりつぶすことが可能です。
 "ルーンストライク"を使用すると"コンボ"という特徴が溜まり、"コンボ"が3溜まるごとに他の"バインディング"の"意志コスト"と"クールダウン"が累積減少します。この効果は、次に"ルーンストライク"以外の"バインディング"(4枠目・5枠目の汎用"バインディング"含む)を使用すると消滅します。

 "闘魂の拳"も"憤激"も基本火力が高い代わりに"意志コスト"が高く設定されています。ですので、"コンボ"で"意志コスト"を下げるのが前提となります。
 "ルーンストライク"を連打し、どのタイミングで"闘魂の拳"や"憤激"を差し込むのか。また、"ルーンストライク"を連打するためにどの"ヴェスティージ"を選ぶのか。ある程度の慣れと知識が必要になってくるでしょう。

 また毒に関する強化も多く、毒で整えていくのもかなり強力です。
 ただ、毒は強力な一方でどうしても敵に行動を許してしまうため、毒ビルドの場合はしっかりと耐久面も補強していきましょう。

スターキャプテン

スターキャプテンは味方の支援に特化したアスペクトです。マルチプレイでこそその真価を発揮するでしょう。
"スターキャプテン"は味方の支援に特化した"アスペクト"です。マルチプレイでこそその真価を発揮するでしょう。

 "スターキャプテン"の開放クエストを受注するには、"石板探し"のクエストをある程度進める必要があります。

複雑性:●●●
特徴:"ドローンコマンダー"
バインディング1:"フリーズガン"
バインディング2:"指揮官"
バインディング3:"凍結粉砕"

■バインディング(上位・強化含む)で得られるようになるバフ(強化)
基本:シールド(指揮官)
強化:シールド(凍結粉砕)、棘(指揮官)、
■バインディング(上位・強化含む)で与えられるようになるデバフ(弱化)
基本:凍結(フリーズガン、凍結粉砕)
上位:ショック(指揮官)、凍結(凍結粉砕)
強化:凍結(フリーズガン)、放心(凍結粉砕)、損傷(フリーズガン)、呪い(フリーズガン)、ショック(フリーズガン)、捕捉(指揮官、凍結粉砕)

 支援に特化した"アスペクト"です。このゲーム唯一の味方全体に及ぶバフを持ち、攻撃も敵を弱体化させるデバフがメインとなります。
 ソロでも戦えなくはないですが、基本的にはパーティープレイ向けの"アスペクト"と言えるでしょう。

 "フリーズガン"のデバフは初期は"凍結"だけですが、"ショック"や"呪い"・"損傷"と言った味方の火力を支援するデバフを付与することができます。
 "凍結粉砕"も"捕捉"や"放心"と言った味方を支援するデバフを付与することができます。

 特徴の"ドローンコマンダー"は、自身が味方を支援する"バインディング"("指揮官"含む)を使用すると、味方全体に"センチネルドローン"が1つ付与されます。"センチネルドローン"が付与された味方は、"攻撃バインディング"を使用すると攻撃対象全員に"センチネルドローン"が攻撃と"凍結"を行います。
 ですので、4枠目、5枠目の"バインディング"には味方を支援する"バインディング"を選ぶと良いでしょう。パーティープレイでは、これらの"バインディング"や"指揮官"は極力使うようにしましょう。