今回は、『7days to die (7dtd)』で生産設備(作業台、化学実験ステーション等)を上に重ねて置くとどうなるかを実験してみました。
普段あまりそういうことはしないという方も多いかと思いますが、筆者がデッドスペースを気にしてしまう性質なので、作業の動線なども鑑みつつ少し調べてみました。その内容を記していきたいと思います。
狭い部屋を拠点にする時に作業台を詰め込みたいときとかに知ってると便利な知識かもしれません。
今回調べていて気付いたのが、ブロックには2つの属性が設定されているようです。上に物を置くことができるかどうかと、他の物を支える(横に付けることができる)ことができるか、です。
分かりやすくするために、便宜上以下のように定義したいと思います。
土台属性:上に他のブロックを直接置くことができる。
支柱属性:他のブロックを支えることができる。他のブロックを横に設置することができる。
キャンプファイアー
土台属性:×
支柱属性:×
キャンプファイアーの上にはキャンプファイアーどころか(支柱なしでは)他のブロックも置くことができません。
どうやら、キャンプファイアーは土台にはなれないようです。ですので、キャンプファイアーの上に物を置きたい場合は、周りにブロックを置いて支えてやらないといけないようです。
また、キャンプファイアー自体もしっかりしたブロックの上にしか設置できません。仮に支柱があっても、キャンプファイアーを宙に浮かすことはできないようです。
支柱があっても配置できないのはかなり特殊な仕様ですね。
セメントミキサー
土台属性:〇
支柱属性:〇
セメントミキサーは完全にブロック扱いであり、支柱にも土台にもなれます。
セメントミキサーの上にセメントミキサーを置くことはもちろん、セメントミキサーの上に炉を置いたり、セメントミキサーを支柱に化学実験ステーションを浮かせたりも可能です。
作業台
土台属性:×
支柱属性:×
作業台の上に作業台を置くのは、そのままでは不可能です。支柱が必要です。
支柱も1ブロックではダメで、最低4ブロックが周囲に必要です。左右脇に4ブロックか、背後に4ブロックを置く形が良いでしょう。
一度設置してしまえば、支柱を少し削っても大丈夫で、1ブロック残っていれば支えてくれます。
炉
土台属性:〇
支柱属性:×
炉の上に炉を置くことは可能です。
炉は土台にはなることができ、炉の上に色々物を置くことは可能です。ただし支柱になることはできないことから、セメントミキサーのような支柱属性は持っていないようです。
ただし、土台がしっかりと地面とつながっているマスにしかその上に置くことができません。
化学実験ステーション
土台属性:×
支柱属性:×
化学実験ステーションの上に化学実験ステーションを置くのは、そのままでは不可能です。支柱が必要です。
支柱も1ブロックではダメで、最低6ブロックが背後に必要です。作業台とは異なり、左右に4マス・背後に2マス、のような形では支えにならず、崩落してしまいます。
一度設置してしまえば、支柱を少し削っても大丈夫で、1ブロック残っていれば支えてくれます。
化学実験ステーションは製造コストがやや重いので、設置する前に枠がピンク色ではないか必ず確認しましょう。ピンク色の場合は、設置すると同時に崩落します。
実例
さてどうしてこんなことを調べたのかという話になってきますので、これらを活かして実際の建築に活かしていきます。
とりあえず部屋に、作業台4つ、炉4つ、化学実験ステーション4つ、セメントミキサーを4つ詰め込んでみました。作業台の裏に支柱があるので、作業台の上にある作業台は崩落しません。支柱にもなるセメントミキサーとその裏にある支柱のかげで化学実験ステーションの上にある化学実験ステーションも崩落しません。
ただ、上に積みすぎるとアクセスする際に上を向く必要が出てきてやや面倒なので、一段落とすのが良いかと思います。
次は作業台を床に埋めるパターンです。Minecraftなどではよく見るタイプの建築で、床に作業台を埋め込むことで空間を広くする建築です。
ただこのゲーム、基本的に拠点は1Fには作らないで2Fに作ることが多い(1Fに作ると絶叫ゾンビが来たときに厄介)です。ですので、2Fの床に埋めるということはつまり1Fの天井に埋め込むということです。そうなってくると、どうやって生産設備を1Fの天井に張り付かせるかという話になってきて、今回の知識が活きてきます。
とはいえ、このゲームの生産設備は綺麗な直方体ではないため、実際に上を歩くとガタガタします。場所によってはジャンプする必要があります。ですので、Minecraftのようなきれいな床にはならないので、実用性は薄いかも…。
木製ドア(ダブル)などを使用すると、開閉の手間は増えますが、おしゃれな床下収納もできるかなと思います。ドアはそのままでは設置できないので、周囲にドア用の枠が必要になります。(ここでは、格子を使用しています。)