【解説】Gunfire Reborn 凛の使い方(DLC第3弾:墨雪画境)

関連ページ


 今回は『Gunfire Reborn』の『有料DLC第3弾:墨雪画境」の追加キャラクターである"凛"の使い方について解説していきたいと思います。
 "墨雪画境"で追加された"凛"も"モーシュウ"もスキルの説明が分かりづらく、文章を読んでもさっぱり分からないので、解説を作りました。

『有料DLC第3弾:墨雪画境」で追加されたキャラクターの1人、凛。スキル説明を読んでもさっぱり分からない…ですが実際に使ってみると分かりやすいキャラクターです。
『有料DLC第3弾:墨雪画境」で追加されたキャラクターの1人、凛。スキル説明を読んでもさっぱり分からない…ですが実際に使ってみると分かりやすいキャラクターです。

 説明は色々ごちゃごちゃしていますが、"凛"は基本的に射撃を重視したキャラクターで、扱いやすい性能をしています。
 『DLC第1弾:霊界来客』の"行者"・"璃"、『DLC第2弾の:神策巧匠』の"紫梟"・"九九"と追加キャラクターはスキルメインのキャラクターばかりだったので、射撃重視のキャラクターは久しぶりの追加かなと思います。射撃メインでプレイしたい人には待望の追加キャラではないでしょうか。

 なお、この記事は『DLC第3弾:墨雪画境』発売直後に書いています。ですので、もしかすると間違いや勘違いがあるかもしれませんがご了承ください。
 また、『Gunfire Reborn』はそれなりの頻度でゲーム調整を行ってくれるゲームですので、後々アップデートで仕様変更される可能性もあります。その点もご了承ください。

凛の基本能力

 "凛"には他のキャラクターにはない独特なシステムがいくつかあります。
 そのため、"凛"でゲームを開始すると色々戸惑うかと思いますが、そんなに難しい内容ではないので、"凛"の能力を使いこなすために覚えておきましょう。

凛の能力:隙

 "凛"は敵の"隙"が見ることができます。"凛"でプレイすると、すべての敵に黄色い丸が1つ表示されます。それが"隙"です。
 "隙"は敵の弱点部位として扱われ、"隙"への攻撃は必ずクリティカルヒットします。
 "隙"は6回ダメージを与えると消失し、一定時間後にまた別の部位に発生します。ダメージを与えなくても、一定時間後に別の場所に移動します。

凛でゲームをプレイすると、全て敵に黄色い丸が表示されます。これが隙です。この部分を射撃するとクリティカルになり、一定確率で状態異常アンバランスを付与します。
凛でゲームをプレイすると、全て敵に黄色い丸が表示されます。これが"隙"です。この部分を射撃するとクリティカルになり、一定確率で状態異常"アンバランス"を付与します。

 この能力のおかげで"凛"は非常に高い射撃ダメージを出しやすくなっています。弱点が2か所(本来の場所と"隙")あることになるので、非常にクリティカルが出しやすく、クリティカルを強化する効果とも非常に相性が良いです。

 注意点が1つあり、武器の中には"隙"を攻撃できない物があります。"隙"を攻撃できない武器は、武器の画像のところにアイコンが表示されています。
 基本的にランチャーや近接武器、杖(今回追加された新武器種)といったクリティカルが発生しない武器がそれに当たります。一部例外もありますので、武器のアイコンを必ず確認してください。

隙を攻撃することができてない武器は、武器アイコンのところに表示されています。基本的には、クリティカルが出ない武器(ランチャー、近接、杖など)がそれらに該当します。
"隙"を攻撃することができてない武器は、武器アイコンのところに表示されています。基本的には、クリティカルが出ない武器(ランチャー、近接、杖など)がそれらに該当します。

凛の能力:終結ゲージ、終結ライン

 "凛"には敵のHPゲージの下にもう1つゲージが見えます。これは"終結ゲージ"という物です。
 "終結ゲージ"はこの後説明する、"メインスキル:霜葬"に絡んでくるゲージです。

敵のHPゲージの下にあるのが終結ゲージです。終結ゲージの20%のところにあるのが終結ラインです。
敵のHPゲージの下にあるのが"終結ゲージ"です。"終結ゲージ"の20%のところにあるのが"終結ライン"です。

 "終結ゲージ"はダメージを与えると減っていきます。そして"終結ゲージ"の20%のところにある"終結ライン"を下回った時に"メインスキル:霜葬"を発動させると、相手を即死("終結")させます。さらに爆発を発生させ、周囲の敵にダメージを与えます。

終結ゲージが終結ラインを下回った時に、メインスキル:霜葬を発動させると、相手を即死させ、周囲に爆発ダメージを与えます。
"終結ゲージ"が"終結ライン"を下回った時に、"メインスキル:霜葬"を発動させると、相手を即死させ、周囲に爆発ダメージを与えます。

 "終結ゲージ"の全体値は対象の"HP総量"(HP+シールド等)と同じ値で、つまり敵の"HP総量"の20%が"終結ライン"だということになります。シールド等を持たない雑魚だと、HP="終結ゲージ"となります。

凛の能力:アンバランス

凛の能力の1つ、アンバランス。隙を攻撃した際に、一定確率で対象を数秒間ダウン状態にします。
凛の能力の1つ、アンバランス。隙を攻撃した際に、一定確率で対象を数秒間ダウン状態にします。

 "凛"は特定状況下で、相手に状態異常"アンバランス"を付与することができます。(現バージョンでは、"アンバランス"は翻訳の都合か表記ゆれでゲーム内では別の単語になっている場合があります。)
 状態異常"アンバランス"は、相手を数秒ダウン状態にします。またその際、"終結ライン"が通常より高くなります。そのため、"アンバランス"中はメインスキル"霜葬"で"終結"させやすくなります。
 状態異常"アンバランス"は、相手の"隙"を攻撃した際に一定確率で付与できます。他にも"アセンション"等で"アンバランスを付与しやすくなる物もあります。

アンバランス状態にすると、終結ラインが上昇し、終結の発動を狙いやすくなります。
"アンバランス"にすると、"終結ライン"が上昇し、"終結"の発動を狙いやすくなります。一般モンスターだと終結ラインが100%まで上昇するようです。

 エリートモンスターやボスモンスターにも有効な状態異常で、非常に強力です。積極的に狙っていきたい状態異常と言えるでしょう。

メインスキル:霜葬

 対象にスキルダメージを与え、その対象の"終結ゲージ"が"終結ライン"以下なら"終結"(即死)させます。"終結"が発動すれば、周囲の敵にダメージを与えます。"終結"が発動可能な場合は、対象の"終結ゲージ"が強調表示されます。
 基本的にはトドメ専用という状況限定なためか、クールタイムが10秒とかなり短めに設定されています。

終結ゲージが終結ラインを下回った時に、メインスキル:霜葬を発動させると、相手を即死させ、周囲に爆発ダメージを与えます。
"終結ゲージ"が"終結ライン"を下回った時に、"メインスキル:霜葬"を発動させると、相手を即死させ、周囲に爆発ダメージを与えます。

 エリートモンスターやボスにも有効で、"終結ライン"以下なら容赦なく即死させます。
 HPが0になっても一定時間死なない強化効果を付与された敵も、問答無用で"終結"で倒すことが可能です。むしろ、敵のHPが必ず1残っていてくれる("終結ライン"を以下で残ってくれる)ので、必ず"終結"の爆発を狙うチャンスでもあります。

終結はエリートモンスターやボスにも容赦なく決まります。瀕死の極地妖王に対し、無情にも強調表示される終結ゲージ。
"終結"はエリートモンスターやボスにも容赦なく決まります。瀕死の"極地妖王"に対し、無情にも強調表示される"終結ゲージ"。

 "霜葬"はヒーロータレント"氷心見微"の効果で、使用すればするほど("終結"発動ならばさらにボーナス)クールタイムが縮んでいきます。ですので、(例え"終結"を発動できなさそうでも)序盤から積極的に"霜葬"を使用していきましょう。
 さらに、ヒーロータレント"寒気溢れ"の効果で、"終結"を発動できれば"霜葬"のクールタイムが縮みます。"氷心見微"と"寒気溢れ"の両ヒーロータレントが組み合わさり、終盤は"霜葬"のクールタイムはかなり短くなっており、連打していけるようになります。
 敵の群れが来ても、1体目を"終結"すれば、その爆発ダメージで周辺の敵もどんどん"終結"を狙っていけるようになります。結果として、"霜葬"連打で次々と"終結"させていくことができ、非常に爽快感があって気持ちいいです。

サブスキル:霜凍グレネード

 対象とその周辺にダメージと遅延効果を与えるグレネードを投擲します。遅延効果も独自の状態異常で、対象の行動を遅くします。
 遅延効果もなかなか強力なのですが、このグレネードの本質は、"霊守り"の"砕氷残響"にあります。この"砕氷残響"を所持していると、"隙"を"霜凍グレネード"で破壊することができます。"隙"を破壊しつつ、"砕氷残響"の効果でさらに爆発を呼ぶことができます。こうなると、"霜凍グレネード"を投げているだけで、"隙"を破壊しつつ大ダメージを与えていくことが可能になります。
 サブスキルビルドをする際は、ぜひとも"霊守り"の"砕氷残響"を取得しましょう。

霜凍グレネード自体はシンプルなグレネードです。霊守りの砕氷残響を取得すると、隙を爆破して追加爆発を狙うことができるようになり、一気に強力になります。
"霜凍グレネード"自体はシンプルなグレネードです。"霊守り"の"砕氷残響"を取得すると、"隙"を爆破して追加爆発を狙うことができるようになり、一気に強力になります。

凛の射撃能力

 前述した通り、"凛"には"隙"が見えます。"隙"に射撃してもクリティカルになりますので、非常に簡単にクリティカルを狙うことができます。さらに"隙"を攻撃すると、一定確率で状態異常"アンバランス"を付与することで、相手を行動不能にし、さらに"終結ライン"を上げます。
 "隙"を射撃→アンバランスを付与→"終結"の流れが基本になります。"終結"の爆発ダメージで相手が集団であっても射撃と"霜葬"で立ち回っていくことができます。
 またボス戦でも、現れる"隙"を次々と射撃していくことで"アンバランス"をどんどん付与していけるので、非常に安全に戦うことが可能です。むしろ1対1こそが射撃ビルドの神髄とも言えるでしょう。

 "凛"が使う射撃武器で適性が最も高いのはライフルでしょう。
 特に"凛"と同時に"DLC:墨雪画境"で追加されたライフル"追猟"が癖も少なく非常に使いやすいライフルになっています。

DLC:墨雪画境で追加されたライフル追猟。癖のないシンプルで使いやすいライフルで、連射力もあって凛との相性も良い。
"DLC:墨雪画境"で追加されたライフル"追猟"。癖のないシンプルで使いやすいライフルで、連射力もあって凛との相性も良い。

 ライフルをオススメする理由は主に2つあります。
 1つ目は、"アセンション"の"追風逐月"です。"追風逐月"は、"霜凍グレネード"を投げたら7.5秒間、自己強化がかかる"アセンション"です。その自己強化の中に、『ライフル弾が自動的に"隙"を追跡』という物があります。この効果で、ゆっくりエイムをするのが難しいような乱戦でも、"隙"の破壊を狙っていくことが可能です。
 2つ目は、状態異常"アンバランス"を始め、"アセンション"や"霊守り"などに『"隙"に命中した時』に発動する物があるということです。例えば"霊守り"の"厳寒沁髄"は敵にダメージを与えた時に13%の確率で"アンバランス"を付与する物ですし、"アセンション"の"寒積む氷結"は"隙"に攻撃がヒットするたびに6秒間累積バフを得ます。これらのことから、連射できる武器が向いているということになります。

アセンションの追風逐月はライフルだとさらに追加効果を得られます。乱戦が多いこのゲームで、隙に追跡してくれるのは非常に便利です。
"アセンション"の"追風逐月"はライフルだとさらに追加効果を得られます。乱戦が多いこのゲームで、"隙"に追跡してくれるのは非常に便利です。

凛のまとめ

 "凛"は、"メインスキル:霜葬"、"サブスキル:霜凍グレネード"、そして"隙"や"アンバランス"から来る射撃能力、どれを取ってもハイスペックなキャラクターです。
 独自のシステムが多く、説明文を読んだだけでは混乱しがちですが、実際に操作してみると分かりやすいキャラクターになっています。
 『Gunfire Reborn』はスキルメインのスキルアタッカーが多いですが、珍しく射撃が強力なキャラクターです。

 ビルドに関しては、メインスキル、サブスキル、射撃どれも優秀ですので、どの軸でも可能でしょう。
 ただ個人的な感想としては、後半に"霜葬"を連打しまくるのがとても楽しいので、『射撃を主軸にしつつ"霜葬"も強化』か『"霜凍グレネード"を主軸としつつ"霜葬"も強化』のビルドが良いかなと思います。