【解説】Gunfire Reborn モーシュウの使い方(DLC第3弾:墨雪画境)

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 今回は『Gunfire Reborn』の『有料DLC第3弾:墨雪画境」の追加キャラクターである"凛"の使い方について解説していきたいと思います。
 "墨雪画境"で追加された"凛"も"モーシュウ"もスキルの説明が分かりづらく、文章を読んでもさっぱり分からないので、解説を作りました。

『有料DLC第3弾:墨雪画境」で追加されたキャラクターの1人、モーシュウ。専門用語が多く、似た言葉も多くて分かりづらいキャラクターではあると思います。が、実際にはメインスキルが非常に強力なので、メインスキルだけでも割と何とかなるキャラクターだとは思います。

 "モーシュウ"は基本的には接近戦主体のキャラクターです。
 "メインスキル:霊墨化形"で"霊墨"に変身して戦うのが主体です。さらに自身の周囲の敵にダメージを与える"濁域"と、サブスキル"揮墨成巻"で設置する自己強化フィールド"清域"が"モーシュウ"をサポートします。

 似た専用用語が多く、説明を読んでもさっぱり分からないかもしれません。ですが大丈夫です。"メインスキル:霊墨化形"が非常に強力なので、"霊墨化形"を使用して敵の中に突っ込み、"墨鋒四散"(左クリック)を使用してるだけでも十分戦える性能をしていると思います。

 なお、この記事は『DLC第3弾:墨雪画境』発売直後に書いています。ですので、もしかすると間違いや勘違いがあるかもしれませんがご了承ください。
 また、『Gunfire Reborn』はそれなりの頻度でゲーム調整を行ってくれるゲームですので、後々アップデートで仕様変更される可能性もあります。その点もご了承ください。

モーシュウの基本能力

 "モーシュウ"は名前が似た能力が多いので1つずつ解説していきたいと思います。

モーシュウは独自の能力を多数所持しています。似た用語も多いため、どうしても混乱してしまいます。
"モーシュウ"は独自の能力を多数所持しています。似た用語も多いため、どうしても混乱してしまいます。

モーシュウの能力:濁域

 "モーシュウ"は自身の周囲に"濁域"というフィールドを展開しています。この"濁域"は、非戦闘時は消えますが、戦闘が開始すると自動的に展開されます。
 "濁域"は普段は自身を周囲に8~16mの範囲に環状(ドーナツ型)に展開しています。"メインスキル:霊墨化形"を使用して"霊墨"に変身している場合、自身中心5mの範囲に変形します。
 この"濁域"範囲内にいる敵に0.5秒ごとにダメージを与えます。

自身を中心に黒い波のようなものが表示されます。これが濁域です。この濁域にいる敵は0.5秒ごとにダメージを受けます。なお、非戦闘中は表示されません。
自身中心の環状(ドーナツ型)に黒い波のようなものが表示されます。これが"濁域"です。この"濁域"にいる敵は0.5秒ごとにダメージを受けます。なお、非戦闘中は表示されません。

濁域のエフェクトはON/OFF可能です。
"濁域"のエフェクトはON/OFF可能です。

モーシュウの能力:墨韻

 画面中央下のメインスキルアイコンの周囲にある数字とゲージ、これが"墨韻"です。
 "墨韻"は"モーシュウ"の様々な行動で増減します。"墨韻"について理解しなくても何となく操作できる設計にはなっているのですが、"モーシュウ"の能力を最大限引き出すには"墨韻"のことを理解しておく必要があります。

墨韻は画面中央下に数字とゲージで表現されています。ゲージの15点のところにバーがあり、これを超えるとゲージが青くなり、墨影状態となります。
"墨韻"は画面中央下に数字とゲージで表現されています。ゲージの15点のところにバーがあり、これを超えるとゲージが青くなり、"墨影"状態となります。

 "墨韻"は"霊墨"に変身しているか(メインスキル使用時か)どうかで仕様がかなり変わります。

■非霊墨状態時(メインスキル非使用時)
・基本値は0。最大30点。
・1秒ごとに2点自然減少。そのため、何もしなければ基本的には0。
・"清域"内にいると、1秒ごとに2点上昇。自然減少停止。
・15点以上の場合、"墨影"状態となり、射撃速度+25%、リロード時間-25%。

◆霊墨状態(メインスキル使用時)
・"霊墨化形"を使用すると30点になる。自然減少停止。最大値が撤廃され無限。
・"墨玉"を取得すると10点上昇。("墨玉"は"霊墨化形"使用時に周囲に2個配置)
・"墨鋒四散"(左クリックで発動する基本攻撃)を使用すると15点減少。"墨韻"が足りない場合は変身効果時間が0.8秒減少して"墨鋒四散"を発動。
・"清域"内にいると、1秒ごとに2点上昇。

 "非霊墨状態"では、基本0で15点を超えると"墨影"状態になります。"霊墨状態"では初期が30点で、"墨鋒四散"を使用すると15点減少、"墨玉"取得で10点増加と攻撃のためのリソースになります。

モーシュウの能力:清域

 "清域"は基本的にはサブスキル"揮墨成巻"を使用時に、"揮墨成巻"が進んだ経路に10秒間設置されます。
 "清域"内に自身がいる場合、移動速度+30%を得て、さらに1秒ごとにシールド回復10点、1秒ごとに"墨韻"回復2点します。さらに"墨韻"の時間減少効果が停止します。
 ("霊守り"を除けば)非"霊墨状態"で"墨韻"を増やす方法は基本的にこの方法しかないです。つまり、"墨影"状態になるには、"清域"を活かすしかないです。

サブスキル揮墨成巻使用時に、その経路に10秒間清域が設置されます。この上にいると、モーシュウは移動速度やシールド回復速度のボーナスを得ます。
サブスキル"揮墨成巻"使用時に、その経路に10秒間"清域"が設置されます。この上にいると、モーシュウは移動速度やシールド回復速度のボーナスを得ます。

モーシュウの能力:墨影

 "墨影"は、"モーシュウ"が非"霊墨状態"でかつ"墨韻"が15点以上ある状態です。"墨影"状態では、射撃速度+25%、リロード時間-25%となり、武器能力が大幅に強化されます。
 特に強化なしで"墨韻"15点目指すのはなかなか難しいので、"墨影"状態を狙いたいのであれば、"霊守り"や"アセンション"で"墨韻"を獲得しやすくするべきでしょう。

非霊墨状態でかつ墨韻が15点以上ある場合、墨影状態となります。墨韻ゲージが青くなります。<
非"霊墨状態"でかつ"墨韻"が15点以上ある場合、"墨影"状態となります。"墨韻"ゲージが青くなります。

メインスキル:霊墨化形

 "モーシュウ"のメインスキルは"霊墨化形"です。"霊墨"に変身して戦います。

 "霊墨"に変身している間は、基本的には武器による攻撃ができなくなり、代わりに攻撃ボタンで"墨鋒四散"を使用します。"墨鋒四散"は自身の周辺にいる敵にダメージを与える攻撃です。
 "霊墨"に変身している間は、受ける最終ダメージ-60%、致死ダメージを受けた場合、変身時間を2秒減少させてHP1で耐えます。また、"濁域"の範囲が、自身を周囲に8~16mの環状(ドーナツ型)から、自身の周囲5mに変化します。
 "霊墨"に変身すると、"墨韻"が30点になります。"墨玉"が2個配置されるので、それを拾うと"墨韻"10点上昇。"墨鋒四散"を使用すると"墨韻"15点減少します。"墨韻"が足りない状態で墨鋒四散"を使用すると、効果時間が0.8秒減少して"墨鋒四散"を発動します。
 その他の"墨韻"の上下要素は、モーシュウの能力:墨韻の項目をご覧ください。

メインスキル:霊墨化形を使用すると、霊墨に変身し、第三者視点に変わります。そして、場に2つの霊玉が配置されます。
"メインスキル:霊墨化形"を使用すると、"霊墨"に変身し、第三者視点に変わります。そして、場に2つの"霊玉"が配置されます。"霊玉"を取得すると、"墨韻"が10点上昇します。

 "霊墨"に変身している間は、防御面は受けるダメージ-60%、攻撃面は"墨鋒四散"に加え、"濁域"のスリップダメージも加わりかなり強力です。ヒーロータレント"墨韻悠揚"の効果で移動速度も非常に高いです。
 雑に"霊墨化形"を使用して敵の中に突撃して、"墨鋒四散"を使用しているだけでもだいたいなんとかなるくらいには強力です。"墨玉"も割と取りやすい位置に出現してくれるため、意識しなくても拾える場合が多いです。
 "墨韻"の仕様がちょっと複雑ではありますが、実際に使ってみると"墨韻"とか気にしなくても割と戦っていける性能はしています。
 ただ、"霊墨化形"が切れた時に敵陣のど真ん中にいるでは非常に危ないですので、そこを"アセンション"や"霊守り"などの強化でどうにかしていきましょう。

 ちなみに"霊墨"に変身している間は基本的に射撃攻撃を行うことはできません。ただし、自動攻撃の武器は反応してくれます。特に『DLC第3弾:墨雪画境』で同時に実装された"璇璣"は"曇織り"と同様に、自動攻撃してくれる射撃武器(タイプ:杖)です。"霊墨"に変身している間も狙いさえ合えばガンガン射撃してくれるので、非常に心強い武器となっています。"霊墨"を中心としたビルドにするのであれば、武器はぜひ"璇璣"を探しましょう。

『DLC第3弾:墨雪画境』でモーシュウと同時に実装された武器・璇璣(センキ)。モーシュウが霊墨に変身していても自動攻撃してくれるので、相性が非常に良い武器です。
『DLC第3弾:墨雪画境』でモーシュウと同時に実装された武器"璇璣"(センキ)。"モーシュウ"が"霊墨"に変身していても自動攻撃してくれるので、相性が非常に良い武器です。

サブスキル:揮墨成巻

 サブスキルの"揮墨成巻"は、使用すると前方に巻物が15m進んで行きます。この巻物は敵の投射物を防ぎ、敵に命中するとダメージを与えます。さらに、自身の周囲5mにいる敵をノックバックで吹き飛ばします。
 "揮墨成巻"の巻物が進んだ跡には白い領域が作成されます。これが"清域"で10秒間持続します。"清域"内に自身がいる場合、移動速度+30%を得て、さらに1秒ごとにシールド回復10点、1秒ごとに"墨韻"回復2点します。さらに"墨韻"の時間減少効果が停止します。
 まぁ、"霊墨"に変身しているしていない関わらず、"清域"内にいれば何となくパワーアップする、程度の認識で大丈夫だと思います。

サブスキル揮墨成巻使用時に、その経路に10秒間清域が設置されます。ダメージやノックバックもありますが、やはり自身へのバフがメインでしょう。
サブスキル"揮墨成巻"使用時に、その経路に10秒間"清域"が設置されます。ダメージやノックバックもありますが、やはり自身へのバフがメインでしょう。

 モーシュウの能力:墨影状態になりたいのであれば、この"清域"の活用が必須ですので、モーシュウの能力:墨韻の項目も含めて仕様を理解しておく必要があると思います。

モーシュウの射撃能力

 "モーシュウ"は墨影状態になると、射撃速度+25%、リロード時間-25%になり,、強力な射撃能力を得ます。ただ、何の強化もしていないと"墨影"状態になれるほど"墨韻"を貯め、維持するのは結構難しいです。最低でも、"霊守り"なり"アセンション"なりで"墨韻"を維持しやすい環境を作ってあげる必要があるでしょう。

 "霊守り"の"韻影交融"を取得すると、敵にダメージを与えると即座に"墨韻"が20上昇する(1戦闘1回)ので、即座に"墨影"状態になることができます。"墨韻"の上限も+30され、維持もしやすくなります。射撃ビルドをするのであれば"韻影交融"の"霊守り"は必ず取得すべきでしょう。
 "墨影"状態にさえなれれば、全ての武器で射撃速度+25%、リロード時間-25%のボーナスを得られますので、基本的にはどの武器にも適性があります。ですが、武器スキルダメージが上昇する"アセンション"である"墨影強化"や、武器のリソースを回復する"アセンション"である"墨染世間"を見るに、武器リソースを持つ"鳳鳴"や"璇璣"などが相性が良いのかなと思います。

墨影状態を目指すのであれば、ぜひ取得しないのが霊守りの韻影交融です。この霊守りがあれば、簡単に墨影状態になることができます。
"墨影"状態を目指すのであれば、ぜひ取得しないのが"霊守り"の"韻影交融"です。この"霊守り"があれば、簡単に"墨影"状態になることができます。

モーシュウの総括

 "モーシュウ"は、"メインスキル:霊墨化形"で"霊墨"に変身して戦うキャラクターです。
 "メインスキル:霊墨化形"を使用して敵のただ中に飛び込んで、"濁域"と攻撃("墨鋒四散")を使用して暴れるだけで十分強いです。
 "モーシュウ"の能力を最大限引き出そうとすると、"墨韻"の管理も意識していく必要がありますが、慣れるまでは深く考えなくていいと思います。それでも何とかなるだけのポテンシャルを持っています。

 "モーシュウ"には大きく分けて2つのビルドがあるかと思います。
 1つは、"メインスキル:霊墨化形"を軸に、変身し続けて戦うビルド。"霊墨化"や"濁域"に関する"アセンション"を取得していきます。"モーシュウ"というキャラクター独自の戦い方ができますので、基本的にはこのビルドで良いと思います。
 もう1つは、"墨影"状態を主体にした武器メインのビルド。"墨影"や"清域"に関する"アセンション"を取得していきます。高い射撃速度とリロード速度が魅力です。ただ、武器に関しては色々エキスパートなヒーロー(例えばスナイパーなら"雷落"、ピストルなら"九九")もいますから、使いたい武器が決まっているなら、こだわりがない限りはそれらのヒーローを使った方が良いかもしれません。

 どの能力も密接にかかわっているため、捨てられる部分が少なく、ビルドの取捨選択を悩むのが面白いキャラクターだと思います。